新潮文庫<br> 絶対音感

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新潮文庫
絶対音感

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  • サイズ 文庫判/ページ数 432p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101482231
  • NDC分類 761
  • Cコード C0195

内容説明

「絶対音感」とは音楽家に必須の能力なのか?それは音楽に何をもたらすのか―一流音楽家、科学者ら200人以上に証言を求め、驚くべき事実を明らかにする。音楽の本質を探る、ベストセラーノンフィクションの文庫決定版。

目次

プロローグ 書き換えられた自伝
第1章 人間音叉
第2章 形見の和音
第3章 意志の刻印
第4章 幻想狂想曲
第5章 失われた音を求めて
第6章 絶対の崩壊と再生
第7章 涙は脳から出るのではない
第8章 心の扉
エピローグ バラライカの記憶

著者等紹介

最相葉月[サイショウハズキ]
1963年、東京生まれ。3歳から25歳まで神戸に住む。関西学院大学法学部法律学科卒業後、会社勤務を経てフリー編集者兼ライターとして独立。科学技術と人間の関係性、スポーツ、教育などをテーマに執筆活動を展開。著書に『絶対音感』(小学館ノンフィクション大賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鉄之助

340
絶対音感を天才能力のひとつ、とばっかり思っていたが、そうではなかったようだ。日本では昭和初期から、絶対音感教育を提唱する人がいて、幼い時から英才教育。その才能を、なんと軍事利用までしていた! 優れた音感を生かし「潜水艦の型式や進行方向を聴き分けていた」という。目からウロコの歴史秘話だった。 2024/06/11

おいしゃん

61
【小学館ノンフィクション大賞作品】大賞にふさわしい、力作。五嶋親子をはじめ、錚々たる音楽家への取材や、14ページにわたる参考文献リストからも、絶対音感が持つ「曖昧さ」に迫る著者の意気込みが伝わってくる。2017/04/30

タツ フカガワ

59
森羅万象耳に入る音の音程を瞬時に五線譜に書き記し、初めて聴いた曲もすぐに再演できれば、ピアノの鍵盤を肘打ちしても、どの鍵盤が鳴ったかを譜面に書くことができるという特異な音のセンサーが絶対音感で、これはほんの一例。では絶対音感はプロの音楽家に不可欠なものなのか。それは先天的な音感なのか後天的なものか。こうした疑問から始まった取材は、やがて音楽という芸術の根源を探るまでに。初版は26年前ですが、膨大な資料と取材の末に書かれたノンフィクション、久々に興奮した読書となりました。2024/06/14

パフちゃん@かのん変更

58
昔、子供の音楽教室に絶対音感がある子がいて、幼稚園児だったのですが音が下がった録音テープ(昔はテープだった)で「エリーゼのために」を聞いて聞こえた通り半音下げて弾いた、とその母親が言っていました。天才!と思いましたが絶対音感を持っていたのですね。私は義務教育の場に長くいたので移動ド唱法に慣れています。合唱団の指導も移動ドだった。でも絶対音感のある人達は移動ド唱法はイヤでしょうね。絶対音感があっても日本標準の440HZと外国の442HZではまた違うし、平均律かそうでないかも違うらしい。音楽の世界は難しい。2017/02/16

ジョンノレン

52
絶対音感の関連文書に音楽家や研究者をはじめ夥しい数のインタビューを絡め、その全体像への肉薄を試みる大変な労作。冒頭のパステルナークのほろ苦い経験、そして章の頭に付される気品と趣に満ちた言葉の数々も印象的。ピアニスト園田高広氏の父清秀氏の絶対音早教育に向けた情熱が羽仁もと子に伝わり自由学園でも導入、後進の著名人な音楽家の育成に多大な功績を残した事に加え清秀氏32才の早逝はあまりに痛ましいがその思いの深さが心に沁みる。研究は相応に進捗しているが依然未知の領域。想起される全てにインタビューを試みる執念に感服。2024/05/30

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