新潮文庫
武王の門〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 510p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784101464046
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

鎌倉幕府を倒し、後醍醐天皇が敷いた建武の新政も、北朝を戴く足利尊氏に追われ、わずか三年で潰えた。しかし、吉野に逃れて南朝を開いた天皇は、京の奪回を試み、各地で反撃を開始する。天皇の皇子・懐良は、全権を持つ征西大将軍として、忽那島の戦を皮切りに、九州征討と統一をめざす。懐良の胸中にある統一後の壮大な『夢』とは―。新しい視点と文体で描く、著者初の歴史長編。

著者等紹介

北方謙三[キタカタケンゾウ]
1947(昭和22)年、佐賀県生れ。中央大学卒業後、’70年に『明るい街へ』でデビュー。’81年の『弔鐘はるかなり』で脚光を浴び、’83年『眠りなき夜』で日本冒険小説協会大賞、吉川英治文学新人賞受賞。’84年に『檻』で日本冒険小説協会大賞、’85年『渇きの街』で日本推理作家協会賞を受賞。’89年から歴史小説にも挑み、’91(平成3)年『破軍の星』で柴田錬三郎賞受賞。2006年、『水滸伝』全19巻で司馬遼太郎賞を受賞。’07年、『独り群せず』で舟橋聖一文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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