ベスト新書<br> 明治維新に不都合な「新選組」の真実

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明治維新に不都合な「新選組」の真実

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  • サイズ 新書判/ページ数 192p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784584126042
  • NDC分類 210.58
  • Cコード C0221

出版社内容情報

ともすると幕末・明治は、国論が「勤王・佐幕」の2つに割れて、守旧派の幕府が、開明的な近代主義者の「維新志士」たちによって打倒され、「日本の夜明け」=明治維新を迎えたかのような、単純図式でとらえられがちです。ですが、このような善悪二元論的対立図式は、話としてはわかりやすいものの、議論を単純化するあまりに歴史の真実の姿を見えなくする弊害をもたらしてきました。
 しかも歴史は勝者が描くもので、明治政府によって編まれた「近代日本史」は、江戸時代を「封建=悪」とし、近代を「文明=善」とする思想を、学校教育を通じて全国民に深く浸透させてきました。
 そんな「近代」の担い手たちにとって、かつて、もっとも手ごわかった相手が新選組でした。新選組は、明治政府が「悪」と決めつけた江戸幕府の側に立って、幕府に仇なす勤王の志士たちこそを「悪」として、次々と切り捨てていきました。
 新選組の局長近藤勇は、自己の置かれている政治空間と立場を体系的に理解しており、一介の浪士から幕閣内で驚異的な出世を遂げた人物です。そんな近藤の作った新選組という組織を、原資料を丁寧に読み込み、編年形式で追いながら、情報・軍事・組織の面から新たな事実を明らかにしていきます。
 そこには「明治維新」にとって不都合な真実が、数多くみられるはずです。

内容説明

“長州&土佐は上洛直後の新選組のスカウトに動いた”“新選組は剣豪集団ではなく「武装銃兵」部隊だった!!”“「俺たちはいくらでも近代戦を戦える!」―そう語ったと読み取れる土方歳三の言葉とは!?”いまこそ「新選組」の本当の姿をお伝えしよう。

目次

はじめに―「新選組」の時代
序章 幕末の政治・社会情勢
第1章 新選組「京」へ征く
第2章 「新選組」結成への道
第3章 「池田屋」の勇名
第4章 戊辰戦争と新選組の最期
巻末企画 中島登『戦友姿絵』を読み解く

著者等紹介

吉岡孝[ヨシオカタカシ]
1962年東京都国分寺市に生まれる。1986年國學院大學文学部史学科卒業。1992年法政大学大学院人文科学研究科日本史学専攻博士課程単位取得退学。2006年國學院大學文学部専任講師。2008年國學院大學文学部准教授。2017年國學院大學文学部教授。専攻は日本近世史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Die-Go

50
江戸幕末に威を奮った新選組。その姿は明治政府にとって仇でしかない存在で、否定的な捉え方をすることで政府の正統性を築こうとしていたことが読み取れる。新選組がヒーローだとは思わないが、時代錯誤のただの人斬り集団では決してないのだと改めて思わされる。新たな発見はそうないが、なかなかに面白い読書だった。★★★★☆2020/01/03

みこ

21
これだけ書物が刊行され、壬生寺などが聖地と化した今、新選組をいかに美化しようとも薩長明治政府にとって不都合も何もないだろうと思ったが、タイトルに「新選組」とあると私にとって買わないという選択肢はない。情報機関としての新撰組の機能を認め、長州征伐で広島に潜入した際の近藤の報告の的確さを評価している点が注目に値する。いつの時代も現場の最前線の意見が大事なのに得てしてそれは現場を知らない上層部に届かない。巻末の中島登の「戦友姿絵」は一見の価値あり。2020/04/23

ロマンチッカーnao

20
新選組はチャンバラ集団ではない。攘夷戦、国内戦における戦いを想起した武装集団であり、薩長土のテロリズムを駆逐するのを目的として作られた刀槍集団ではなかった。池田屋事件や、攘夷浪士たちとの戦いが有名過ぎて剣客集団というイメージが強いけど、本来はその目的で作られたものではない。近藤の広島報告の的確さから、近藤の頭脳明晰さもわかりなかなかおもしろかったです。最後の中島登の「戦友姿絵」は見る価値ありです。昨今は土方の評価が高く、近藤はもう一つだけど、これを読むと近藤もやはり時代の英雄ですね。2020/12/09

えみ

19
歴史は勝者が作るものである。一体どれだけの真実が捻じ曲げられ、敗者となったが為にその活躍や世の貢献を歴史の闇へと葬られてしまったのだろうか。「勝てば官軍負ければ賊軍」まさにこの言葉が全てを表している。約150年前の明治維新で敗者となり勝者によって存在を歪曲されて長年「賊徒」とされてきた新選組もまた然り。この書籍には新選組が時代に求められ組織され、情勢を熟考し世の変化に対応していたと書かれ、「賊徒」とされた姿とは全く違う新選組を史料を基に主張している。新選組の知識初心者には分かり易く新鮮な内容だと思う。2019/11/29

Ayako

17
新撰組が時代遅れの剣客集団だったというイメージは、新政府軍によって作られたものである。実際は時代の変革者だったのではないか。という筆者の主張がわかりやすく書かれている。せっかく新撰組の全体像を取り上げた本なのだから、無理に表紙を土方歳三にして彼の没後150年と絡めなくても良いのにと思った。2019/11/07

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