新潮文庫<br> とるとだす

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  • サイズ 文庫判/ページ数 336p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101461373
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

若だんなの父、藤兵衛が倒れた!長崎屋の大黒柱の危機に、妖たちも大慌て。一太郎は、父の命を救うため、薬種屋たちのいさかいに飛び込み、蜃気楼のなかに迷い込み、恐ろしい狂骨の怨念につきまとわれながら、ついには神が住む常世の国を目指すことになるのだが―。八面六臂の活躍を見せる若だんなは父を助けることができるのか!?不思議と怪奇に彩られた、スリル満点のシリーズ第16弾。

著者等紹介

畠中恵[ハタケナカメグミ]
高知県生れ、名古屋育ち。名古屋造形芸術短期大学卒。漫画家アシスタント、書店員を経て漫画家デビュー。その後、都筑道夫の小説講座に通って作家を目指し、『しゃばけ』で日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞。また2016(平成28)年、「しゃばけ」シリーズで第1回吉川英治文庫賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Aya Murakami

146
令和元年新潮文庫紅白本合戦 あとがきによると本作につながる作品がすでに公開されていて未読の自分は(?)な箇所がありましたが、その辺は近々読み進めてみます。 トラブルの発端の若だんなのお父さんが倒れた原因は誰かの悪意というよりはむしろ…。こういうお薬の事故防止のためにお薬手帳があるわけですからね。 蜃気楼の話はファンタジーっぽさと怖さが同居しているように思えます。ダンジョン飯では同様の存在が悪夢空間で寿命やら体力やらをそいでいきましたがこちらの蜃気楼が削ぐのは記憶。そしてそのまま幻として消えていく。怖い2019/12/22

ぶち

92
第17巻は薬がテーマの連作短編です。薬の小売りをしている薬種屋が二派に別れてそれぞれ長崎屋を味方につけようと画策したり、秘伝の妙薬をネタに一太郎に婚約を迫ったり、一太郎自身が父・藤兵衛のための毒消しを求めて異世界に飛び込もうとしたります。読んでいて嬉しく感じるのは、一太郎の著しい成長の様子。相変わらず病弱ではあるのですが、物事の明晰な解明力や判断力が一太郎を立派で頼もしい大人になってきたなと感じさてくれます。私の大好きな神様、薬祖神・少彦名の命が登場してきたのも嬉しかったです。2024/03/17

mocha

87
シリーズ16弾。何を「とる」のかと思ったら、ええっ、それは大変!相変わらず病弱な若旦那が、何度も危険に立ち向かう様子にハラハラさせられた。今回の殊勲賞はなんと言っても鳴家。ナイスファイトで、鳴家いっちばん!きゅわきゅわ。火鉢で焼いて食べるあんこ餅、おいしそうだなあ。2020/01/01

ケイ

80
オーディブルで。朗読は中村いてうさん。化け狐の声は、源九郎狐の話し方で言ってくれるから、妖らがいつもより一層身近に感じられた。今回は長崎屋の旦那の意識が戻らないものだから、若旦那もびっくりで、随分頑張っていたねえ。身体が弱いのさえもう少し元気になれればねえ。2024/07/27

sin

77
初めに事件が在り、いくつかのエピソードを経て物語は解決に向かう形式はいつもながらだが、各々のエピソードの結び付きに於いて今回はいささか切れ味が鈍いかもしれない。それはともかく、初登場の狂骨の不気味さといったら妖しをフレンドリーに描いて来た作者にしては珍しく、怨みに狂った理解不能な存在として恐ろしい描き方をしているが、その理不尽な怨みや坊主の女犯も含めて綺麗事に解釈してしまうまとめ方はどうにも居心地が悪くていけない。そもそも若旦那の思いやりで解決に導く“しゃばけ”に相応しくないキャラクターに思えてならない。2019/12/10

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