内容説明
「私たちの会社が一番大事にしているのは技術ではない」日本の自動車エンジンを世界的技術にまで高めたHONDAの創業者、本田宗一郎が爽やかに率直に仕事のエッセンスを語ります。景気の善し悪しを超えて“本物”を生むためのヒントの数々“技能よりアイデアを”“責任回避会議を開くな”“「甘い記憶」を叩き出せ”“試す人になれ”等々、一読すれば元気百倍、天才技術者の肉声エッセイ集。
目次
歓迎したい悪口二つ
人生は信用とカネの天びん棒
ウサギと企業とお稲荷さん
時間を無視した国づくり
人づくりは「ジョーク」から
「思想」を忘れた最低企業
研究所は博士製造所ではない
市場調査はあてにならない
安ければ売れるか?
「パーキンソンの法則」をこう考える
デザインと芸術性はどこが違うか
技能オリンピックにもの申す
警戒すべき投資レース
新しい商売の基準・商業地図
宗教は企業を汚す
高賃金こそ国を富ます
逆境を捲返す決断
仕事を前進させるムードつくれ
自由化時代の経営学
わが人生哲学
著者等紹介
本田宗一郎[ホンダソウイチロウ]
1906‐1991。静岡県生れ。浜松高等工業専門学校を卒業。1948(昭和23)年本田技研工業を設立。「マン島オートバイ・レース」「F1グランプリ」等の国際レースへの進出を通じ、日本のエンジンを世界的技術にまで高める。’66年には国際二輪レースにおいて五種目完全制覇。’73年社長退任。’89年には日本人として初めて米国自動車殿堂に入る。享年84(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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かんけー
akira
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