新潮文庫<br> 俺の考え (改版)

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新潮文庫
俺の考え (改版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 256p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101461113
  • NDC分類 159
  • Cコード C0134

内容説明

「私たちの会社が一番大事にしているのは技術ではない」日本の自動車エンジンを世界的技術にまで高めたHONDAの創業者、本田宗一郎が爽やかに率直に仕事のエッセンスを語ります。景気の善し悪しを超えて“本物”を生むためのヒントの数々“技能よりアイデアを”“責任回避会議を開くな”“「甘い記憶」を叩き出せ”“試す人になれ”等々、一読すれば元気百倍、天才技術者の肉声エッセイ集。

目次

歓迎したい悪口二つ
人生は信用とカネの天びん棒
ウサギと企業とお稲荷さん
時間を無視した国づくり
人づくりは「ジョーク」から
「思想」を忘れた最低企業
研究所は博士製造所ではない
市場調査はあてにならない
安ければ売れるか?
「パーキンソンの法則」をこう考える
デザインと芸術性はどこが違うか
技能オリンピックにもの申す
警戒すべき投資レース
新しい商売の基準・商業地図
宗教は企業を汚す
高賃金こそ国を富ます
逆境を捲返す決断
仕事を前進させるムードつくれ
自由化時代の経営学
わが人生哲学

著者等紹介

本田宗一郎[ホンダソウイチロウ]
1906‐1991。静岡県生れ。浜松高等工業専門学校を卒業。1948(昭和23)年本田技研工業を設立。「マン島オートバイ・レース」「F1グランプリ」等の国際レースへの進出を通じ、日本のエンジンを世界的技術にまで高める。’66年には国際二輪レースにおいて五種目完全制覇。’73年社長退任。’89年には日本人として初めて米国自動車殿堂に入る。享年84(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Shoji

66
単行本が上梓されたのが昭和38年。本田宗一郎さんの随筆である。人の命を乗せて走る機械メーカーの社長として、品質とサービスには強いこだわりがあったのだろう。昭和37年に書かれた文章を要約して引用する。「国鉄職員の言うことはバラバラ。横柄な態度でお客に押し付けるとは何ごとか。サービス業が聞いてあきれる。こういうことが積り重なって大きな事故になることを肝に銘じておく必要がある。根本的な反省がない限り、国鉄の事故は永久になくならない。」JR宝塚線の事故は必然だと予言しているかのよう。最後にモノを言うのは品質だ。2017/06/27

かんけー

28
読了♪本田宗一郎さんが常日頃想っている考えをざっくばらんに披露したエッセイ集的な好著♪自分のために働けと氏は「君たちは企業のために犠牲になるな。自分の生活をエンジョイするために働きに来るべきだ。いかにエンジョイすべきかということの大きな課題を背負っていれば、愉快に働けるだろう!」これが書かれたのが昭和37年だと言うのを考慮しても、パイオニアは言う事が違う(^.^)産業スパイ(時代背景からこの表現は仕方ないのでご勘弁)についても「社員の先頭に立ってスパイするような経営者は、経営者失格、いや人間失格と→2019/12/18

akira

19
本田氏の本は初めて。痛快かつ明瞭。松下幸之助氏とはまた違った刺激がある。勝負感と世界視点。やはり凄かった。ここ数年、自動車業界は面白いと思う。車離れは進む中、欲しいなと思うものも増えている。先鋭的だったり、見たことがないものだったりと消費者の予想を超えたものが増えている。かのジョブズも言ってたなと。製品に反映される思想がアップルは違うと。それに通じるものを感じた。「世界の市場へ出てゆくものは、単なる製品といった物ではない。それ以前にある思想だ、その企業の頭脳だ、と考えた方がわかりがいいだろう」2016/05/30

ikedama99

17
朝に読む本。本田節が気持ちよい。朝から元気もらえる本、やっぱり気持ちでがんばる人だし、また合理的な考えもあると思う。(「市場調査はあてにならない」など)そこからくる言葉は好きだ。また別の本を探してみたい。2023/02/28

とみやん📖

12
とても古い本だが、面白かった。本田宗一郎氏は、小学校しか出ていないとのことだが、非常に考え方が合理的で、一々納得できる主張ばかりだった。技術も金も手段だとか、個の技術や職人に依存した組織の弱さだとか。いつか再読したい。2016/10/02

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