新潮文庫<br> 最後の花束―乃南アサ短編傑作選

個数:
電子版価格
¥781
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

新潮文庫
最後の花束―乃南アサ短編傑作選

  • 乃南 アサ【著】
  • 価格 ¥781(本体¥710)
  • 新潮社(2015/10発売)
  • 文庫・児童書 ポイント2倍キャンペーン対象商品(8/24まで)
  • ポイント 14pt
  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年08月11日 14時38分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 482p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101425542
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

愛は怖い。恋も怖い。狂気は女たちを少しずつ蝕み、壊していった――。サスペンスの名手の短編を単行本未収録作品を加えて精選!

色恋をめぐる狂気は、その女たちを少しずつ蝕み、少しずつ壊していった……。ある女は大阪に引っ越してまで愛人を追いかけ、またある女は親友の婚約者を欲しがる。職人の夫の浮気を疑った妻は夫の作る提灯に火を仕込み、OLは見る間に垢抜けた同僚への嫉妬に狂う……。サスペンス・ミステリーの名手の短編を、単行本未収録作品を加えて精選したベスト・オブ・ベスト第一弾!

内容説明

色恋をめぐる狂気は、その女たちを少しずつ蝕み、少しずつ壊していった…。ある女は大阪に引っ越してまで愛人を追いかけ、またある女は親友の婚約者を欲しがる。職人の夫の浮気を疑った妻は夫の作る提灯に火を仕込み、OLは見る間に垢抜けた同僚への嫉妬に狂う…。サスペンス・ミステリーの名手による短編を、単行本未収録作品を加えて精選したベスト・オブ・ベスト第一弾!

著者等紹介

乃南アサ[ノナミアサ]
1960(昭和35)年、東京生れ。早稲田大学中退後、広告代理店勤務などを経て、作家活動に入る。’88年『幸福な朝食』が日本推理サスペンス大賞優秀作になる。’96(平成8)年『凍える牙』で直木賞を、2011年『地のはてから』で中央公論文芸賞をそれぞれ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まちゃ

121
乃南アサさんのベスト・オブ・ベスト第一弾。「若い女性の狂気」をテーマにしたミステリー短編集。若い女性が一線を超える瞬間の狂気が良く描かれていたと思います。ベスト・オブ・ベストというだけあって趣向の異なる作品を一冊で楽しむことができました。面白かったです。2016/04/15

ふじさん

109
女の妬みと嫉み等色恋ををめぐる狂気が、女たちを少しずつ蝕み、壊していく。「くらわんか」の季莉は、引っ込しまでして追いかけた男を甲殻アレルギーを利用して殺す。「祝辞」の朋子は姉妹の様に仲の良かった親友の婚約者を奈落の底に落とす。「髪」の芙紗子は、激しい妬み、嫉みが燃え上がり、友人の髪に火をつける。「おし津提灯」の妻の久仁子は、夫の浮気を疑い、夫の作る提灯に細工をし、浮気相手の店に火を。「留守番電話」「薬缶」「枕香」等などの話も、目を離せないサスペンス・ミステリー。まさに、「若い女の狂気」編。 2021/09/15

Shinji Hyodo

93
ふぇ〜〜(-。-; ってな読後感でした。「乃南アサ短編傑作選」と言うサブタイトルに惹かれて手に取った11編の短編集でしたが、なんかブラックで…面白いストーリーもあったと思うのですが思い出せない…今ひとつスッキリしない読後感が残るストーリーばかりの印象でした´д` ;2017/02/11

にいにい

86
お久しぶりの乃南アサさん。乃南さんの描く女性って、面倒で、性悪で、恐ろしくて、怖いなぁ~。11篇の短編は、オチが読めてしまうものも多いけど、そこまでいく妬み、嫉み、狂気が凄く、ゾッとする感じが深い。本来的に女性が持つ闇が、男性や世間の態度でこう現れる。自業自得な面もあるのかな?「最後の花束」も、因果応報、こうきたかって感じ。過去はなくならない。優しく近寄る人物が、怖い存在。サクッと読める一冊。傑作選、次のまとめも楽しみ(^∇^)2015/11/17

itoko♪

83
正に傑作選です!女の狂気が、行間からジワジワと染み出てきて、ラストで一気に押し寄せてくる。『夜離れ』で既読の作品が多かったけれど、何度読んでもハッとさせられる。どんな女性にも多かれ少なかれ、こんな感情が…潜んでいる、のかも知れない。今後も傑作選が刊行されるそうで楽しみです。2015/10/17

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9850639
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品