新潮文庫<br> 英雄の書〈上〉

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英雄の書〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 431p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101369334
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

中学生の兄が同級生を刺して失踪。妹の友理子は、“英雄”に取り憑かれ罪を犯した兄を救うため、勇気を奮って大冒険の旅へと向った。

森崎友理子は小学五年生。ある日、中学生の兄・大樹が同級生を殺傷し、失踪するという事件が起きた。兄の身を心配する妹は、彼の部屋で不思議な声を聞く。「君のお兄さんは、“英雄”に憑かれてしまった」。大叔父の別荘から兄が持ち出した赤い本が囁いた。『エルムの書』に触れ、最後の器になってしまった、と。友理子は兄を救い出すべく、英雄が封印されていた“無名の地”へと旅立った。

内容説明

森崎友理子は小学五年生。ある日、中学生の兄・大樹が同級生を殺傷し、失踪するという事件が起きた。兄の身を心配する妹は、彼の部屋で不思議な声を聞く。「ヒロキは『エルムの書』に触れたため、“英雄”に憑かれてしまった」。大叔父の別荘から彼が持ち出した赤い本がそう囁いていた。友理子は兄を救い出すべくたった一人で、英雄が封印されていた“無名の地”へと果敢に旅立った。

著者等紹介

宮部みゆき[ミヤベミユキ]
1960(昭和35)年、東京生れ。’87年「我らが隣人の犯罪」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。’89(平成元)年『魔術はささやく』で日本推理サスペンス大賞を受賞。’92年『龍は眠る』で日本推理作家協会賞、『本所深川ふしぎ草紙』で吉川英治文学新人賞を受賞。’93年『火車』で山本周五郎賞を受賞’97年『蒲生邸事件』で日本SF大賞を受賞。’99年には『理由』で直木賞を受賞。2001年『模倣犯』で毎日出版文化賞特別賞、’02年には司馬遼太郎賞、芸術選奨文部科学大臣賞(文学部門)を受賞。’07年『名もなき毒』で吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

射手座の天使あきちゃん

234
「エルムの書」、「無名の地」、「黄衣の王」聞くだけで胸がワクワクしてくるファンダジー! でもですねぇ、宮部先生 なんとも前説が長いですぅ、印税稼ぐため無理に頁数増やさなくてもよろしいのでは!?(笑) さて物語は、同級生を殺傷して行方不明となった兄を探すため、友理子は冒険に旅立ちました お供も2名になって、いよいよ下巻 さあこれからに期待です!!(笑)2012/09/15

どんちん

193
うぅむ、小学5年生が主人公。またまた、現実的にこんな小学生いねぇよみたいな設定か?と正直読む気が半減してしまった。上巻のおよそ半分が、このファンタジー的な物語の説明であったことと、思ったよりこの友理子、現実の小学生らしい態度でまぁ"許せる"レベルであったこと(多少、キンキン騒ぐのがイラつくが)、それよりなにより、この設定が難解wで理解度は友理子と同レベルであったため、ライバル心むき出し?で先へ先へと読み進めたw流れからしてハッピーエンドになる気配がないのだが・・・で、終わってしまった。では下巻に突入!2014/01/22

るーしあ

119
小学生の冒険譚にしては内容が複雑。大樹の起こした事件の動機を追う後半はともかく、前半の無名の地や咎の大輪の説明には嫌気がさして途中リタイアすら考えた。それほど複雑で理解が難しい。いや、むしろ理解できていない。この内容に小学生がついていけるとはとても思えない。宮部作品にしては珍しい感触だ。それともこの本こそ宮部みゆきの冒険作なのだろうか。このまま読み進めれば何かにたどり着けるのだろうか。色々とモヤッとした気分を含みつつ後半へ。2014/05/25

mocha

115
難解な設定のファンタジーだけど、この厚さを一気読みさせる筆力はさすが。「本」たちに導かれて先へ先へと進んでいける。現実世界でのいじめは、異世界での苦役よりも生々しくつらい。どんなラストを迎えるんだろう?下巻へ。2016/12/26

ゴンゾウ@新潮部

114
宮部さんのファンタジー小説初読です。英雄に取り憑かれて殺傷事件を引き起こして失踪してしまった兄を救うため冒険の旅に出るユーリ。現実世界と無名の地を旅する。少しづつ事件の真相が明らかになってくる。ワクワク、ゾクゾクの連続でページをめくる手が止まらない。下巻へつづく。2016/03/05

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