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柊文庫本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Mark
19
うーん、よくわかりませんでした。タイトルに惹かれ手にしましたが、これは恋愛小説なのか、それとも殺人を捜査する刑事警察のお話なのか、それとも公安、自衛隊なのか、これらの複合なのか。不完全燃焼といった感じです。2021/12/05
ごんちゃん
7
なんだコレ?捜査一課が追う殺人事件と公安が仕組む諜報活動に海上自衛官・・・と複雑なストーリーだけど、結果、ふつーのOLのぐだぐだな印象しか残らないんですけど。なんでOL目線で描いちゃったんだろう?まさか女性読者を獲得したいとか?麻生さんの読みやすい小説はハズレが多いな。読み難くても硬派な方がいいよ~。2017/06/27
あつし@
7
野心家の商社OLが恋人との待ち合わせホテルに路地裏を通って向かう途中ショットバーでシェリー酒を飲む。その夜から2週間彼女は、自身の意思を超えて起こった殺人事件、捜査一課と公安の対立、緊張した半島情勢、特命を帯びた影等の複雑怪奇な構図に翻弄される…、っていうことなんかな?最後まで読ませる面白い設定だったけど、それぞれがすっきり回収されたと自分には読み込めなかった。難しいぞ!麻生幾。残念。文庫版最後の謝辞にある通りカバーの美しい手と題名からイメージは膨らんだんだけどなぁ〜。主人公もダメ。2016/12/29
kamakatsu
3
誰か正義の人がいれば、まだ救われるが後味が悪い作品だった。勧善懲悪的な白黒ハッキリしたことばかりがあるわけではないけど、殺人事件と公安事案、さらに民間のドロドロした嫉妬、欲望が入り混じり、話が複雑になることは、ごく普通にあり得ることなのだろう。2021/11/15
toshi
3
2009年の長編ミステリー作品。ある商社に勤める平凡な女性、亜希がひょんなことから事件に巻き込まれます。あの名作「外事警察」のような陰謀やサスペンスを期待していましたが、前半は亜希のビジネスやそれに纏わる追跡がメインで、少しやきもきしました。只、後半からは捜査一課や外事などの小競り合いや裏切り、暗躍などが盛り沢山で、充分に楽しめました。ラストは決して爽快感がある終わりかたではありませんが、そこが麻生氏らしくて、私は気に入りました。2021/01/18
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