新潮文庫
隠れ谷のカムイ―秘闘秘録 新三郎&魁

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  • サイズ 文庫判/ページ数 364p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101366326
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

雪深い隠れ谷で「武田信玄の秘宝」をめぐる争いに巻き込まれた新三郎&魁たちの戦いは!?

苗場新三郎は長身の美男子でおバカな侍だったが、箱根山中で謀略により、ヤマダチ(山賊)に襲われる。そこで山の民・魁らと共に戦ううちに人間として成長していった。半年後、新三郎は山の民一族の新たな拠点、甲斐山中へ向かう。しかしそこは武田信玄の秘宝をめぐる戦場だった。武田家元家臣、山師、忍びが入り乱れる雪の隠れ谷。その谷に一族の大きな秘密が眠っていた。書下ろしノンストップ時代活劇。

内容説明

苗場新三郎は長身の美男子でおバカな侍だったが、箱根山中で謀略により、ヤマダチ(山賊)に襲われる。そこで山の民・魁らと共に戦ううち人間として成長していく。半年後、新三郎は山の民一族の新たな拠点、甲斐山中の隠れ谷へ向かう。しかしそこは亡き信玄の秘宝をめぐって武田家旧臣、山師、忍が入り乱れる戦場だった。雪の谷にはある大きな秘密が眠っていた。書下ろしノンストップ時代活劇。

著者等紹介

中谷航太郎[ナカタニコウタロウ]
広島県出身、早稲田大学卒。写真家。書籍、雑誌を中心に活動。「ブルータス」「エスクァイア」などで、風景・人物の撮影を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐々陽太朗(K.Tsubota)

74
第一弾『ヤマダチの砦』を読んだのが2011年11月12日のことであったので、もうかれこれ四年近く経ってしまったことになる。第一弾のあらすじも忘れかけていたので記憶を呼び起こしながら読み進めた。痛快な時代活劇。おもしろさは充分です。惜しむらくは、もっと登場人物の心情をさらに色濃く描き込んでいけば、もっと小説にのめり込めるのだがなぁ・・・。そのあたりは第三弾に期待したい。2015/07/16

優希

39
展開が早く、すぐ場面展開をするので物語を追うのが大変でした。ノンストップ時代劇、まさにそんな感じです。2024/02/14

BlueBerry

28
戦闘シーンとかが好きな人向けの本ですね。気楽に楽しめると思います。2013/10/18

Dai(ダイ)

19
とにかく展開の早いこと!色々と疑問に思うことや、どうなるのかと予想する間もなくどんどん話が進んでいく。読書は置いていかれないように食らいついていくしかない。早いといえば新三郎の成長もなんと早いことか。アクションを軸に宝探しまで加わり今後も益々目が話せない。2016/07/14

つたもみじ

16
新三郎&魁シリーズ第二弾。痛快時代劇アクション。ストーリーは相変わらず単純だけど、初っ端から魁が雪崩に巻き込まれたり、新三郎が半年ぶりに帰ってきた山に居る筈だった山の仲間達がいなかったりと、思わず引き込まれるスピード感は良かったです。眉目秀麗な主人公・新三郎が、中身まで良い男になっていて。前作からの半年で随分と成長した様子。魁との友情、武田家の隠し宝を巡る争いに巻き込まれる形での、他の山の民や金山衆達との共闘。戦闘シーン多めですけども、ラストの沙伎とのやり取りはニヤニヤしちゃった。ぷくく。2013/12/10

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