新潮文庫<br> 自転しながら公転する

個数:
電子版価格
¥1,045
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

新潮文庫
自転しながら公転する

  • 山本 文緒【著】
  • 価格 ¥1,045(本体¥950)
  • 新潮社(2022/11発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 18pt
  • ウェブストアに17冊在庫がございます。(2025年05月03日 03時44分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 672p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101360638
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

母の看病のため実家に戻ってきた32歳の都(みやこ)。アウトレットモールのアパレルで契約社員として働きながら、寿司職人の貫一と付き合いはじめるが、彼との結婚は見えない。職場は頼りない店長、上司のセクハラと問題だらけ。母の具合は一進一退。正社員になるべき? 運命の人は他にいる? ぐるぐると思い悩む都がたどりついた答えは――。揺れる心を優しく包み、あたたかな共感で満たす傑作長編。

内容説明

母の看病のため実家に戻ってきた32歳の都。アウトレットモールのアパレルで契約社員として働きながら、寿司職人の貫一と付き合いはじめるが、彼との結婚は見えない。職場は頼りない店長、上司のセクハラと問題だらけ。母の具合は一進一退。正社員になるべき?運命の人は他にいる?ぐるぐると思い悩む都がたどりついた答えは―。揺れる心を優しく包み、あたたかな共感で満たす傑作長編。

著者等紹介

山本文緒[ヤマモトフミオ]
神奈川県生れ。OL生活を経て作家デビュー。1999(平成11)年『恋愛中毒』で吉川英治文学新人賞、2001年『プラナリア』で直木賞、’21(令和3)年、『自転しながら公転する』で島清恋愛文学賞、中央公論文芸賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

369
プロローグが結末なのだと私も騙されかけました。結末ではあるのですが。アラサー女性が共感しそうな感情が詰まっていた。親子関係や恋愛、仕事。都も貫一に対して、幸せを求めすぎていた。ちょっとぐらい不幸でも良い、という都の言葉にこちらもストンと腑に落ちました。貫一のうんちく話が凄い。2023/03/20

エドワード

269
恋愛の先に結婚がある、と信じる私には、心を底から揺さぶられる作品だった。母の看病のため故郷の茨城県へ戻り、アウトレットモールの洋服店で働く都と、回転寿司で働く貫一の出会い。中卒のヤンキーである貫一の姿が全く想像できない。父親を介護し、災害ボランティアへ行く。読書家で優しい反面、とことんだらしない。都と貫一の恋は、うまくいけばラッキーだが、不安でいっぱいだ。タイトルの言葉は、人間全てにあてはまる。人は家庭や将来に悩み、精一杯働き、一生懸命生きるのだ。都と貫一は幸せになれるのか?終幕の意外な展開に拍手だ。2022/12/05

ほんた

253
主人公の都は,自分に合った男性と結婚することができるのか。男性と女性の価値観の違いを考えさせられました。プロローグとエピローグのつながりに驚きました。 https://hontablog.com/自転しながら公転する2023/09/22

Nobu A

226
山本文緒著書3冊目。今時明白なジャンル別けは困難。本書も同じく、友人関係、介護問題を含む家族の絆等、複数のものが絡む。その上で恋愛小説って需要が多いのか、巷に無数にある。中卒の寿司職人、羽島貫一と望ましくない出会いから始まる主人公、与野都が結婚に踏み切るまでの物語。プロローグの挙式とどう繋がるのか気になりつつ頁を繰る。物語が大きく動く際、時折直ぐに明かさず間を置いて自己述懐や他者への伝達で解き明かす手法は巧みに読み手を唆る。エピローグで明かされる二世代に渡る話は他の恋愛モノと一線を画する独自性。やるな。2024/11/11

よしのひ

164
やっと読めた山本文緒さんの今作。寝る時間まで読み進めていたが、いつも深いところで終わってしまうため、現実世界に戻ってくるのがどこか息苦しい。それが何故なのか。思うにそれぞれの人物が、汚い部分まで気持ちをさらけ出しているからではないだろうか。自分にないものを妬む心。相手の不足部分をどこかマウント取るような見方が思いっきり読者にぶつけられている感が凄い。重いストレートパンチを喰らった感は「恋愛中毒」を思い出させる。その重いパンチを喰らいつつも、都を追いかけたくなる。久々の600頁越えでも楽しかった。今年No12023/09/15

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/20331348
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品