新潮文庫
歴史にはウラがある

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  • サイズ 文庫判/ページ数 254p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101352206
  • NDC分類 210.04
  • Cコード C0120

内容説明

日本の外交ベタは聖徳太子から始まった!?アメリカが日本に開国を求めた本当の理由とは?歴史上の大事件もナナメから眺めると、意外なウラ事情が見えてくる。「忠臣蔵」のきっかけは塩だった!?北海道は独立国だった!?もし秀吉に立派なヒゲがあったら…!?歴史が動くちょっとした瞬間に目を向けてみてはいかが?常識を超えたビックリ歴史談義。

目次

第1章 もう一つの歴史―本音のつぶやき(存亡のウルトラ大危機から日本を救ったのは?―蒙古襲来!;日本の外交ベタは聖徳太子から始まった!?―第一回遣隋使;明治初年、日本に英仏が認めた独立国があった!?―北海道共和国 ほか)
第2章 鏡の向こうにも歴史―そのころあちらは(「世間は虚偽に満ちている」―聖徳太子;ある正直者の異常な体験―マホメット;時空を超えた修行僧―空海 ほか)
第3章 ウラ読み逆さ読みの歴史―ホントに本当?(「わしは食いたかったのに…」と秀吉は言った?;傾国の白い果肉;頭蓋骨、歴史を動かす ほか)

著者等紹介

ひろさちや[ヒロサチヤ]
1936(昭和11)年、大阪府生れ。東京大学文学部印度哲学科卒、同大学院修了。’85年まで気象大学校教授。教壇で哲学を講ずる傍ら、旺盛な執筆・講演活動で仏教を中心とした宗教問題の啓蒙家として知られる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

chatnoir

9
表紙とタイトルに惹かれたんだけど、3部構成になっていて、真ん中の部分がものすごく退屈だった。他の部分も作者の私見が多くて、そうそう、って共感できなければ全然面白くない。2018/01/03

いいほんさがそ@蔵書の再整理中【0.00%完了】

7
宗教ネタを扱う小説読解のために、非常にお世話になっている「ひろさちや」先生が書いた宗教研究家の歴史読本。歴史の話を“わかり易く”“疲労せずに”解説して頂けることは非常にありがたかった。実はあの『忠臣蔵』と『太平洋戦争』は“人の業”の観点から関係性があると推論する著者の視点は宗教研究者ならではと思わせる。歴史を“業”や“諸行無常”などの宗教ならではのアングルからの紹介は“宗教モノ”“歴史モノ”関係なく心を引き寄せるものがありました。歴史読本もたまには別視点から読んでみたい。と、思われている方におすすめです。2012/01/11

安藤スミス

1
実はこうだった歴史の裏話を解説する本。だが持論も多く、なんだそれはと思わず笑ってしまうようなものも多い。2章は記録のある限り同時代に存在す偉人の伝記を並べるという構成だが、説明もなくだからどうしたという感じがすごい。大切なのは一方向からの内容で歴史を鵜呑みにしてはいけないよというメッセージですかね。2015/08/10

やきおにぎり

1
内容よりも、表紙が面白い。2013/03/23

naoto

0
ひろさちやって宗教の方の人じゃなかったっけか。昔ながらの、「日本はダメ史観」なんだな。太平洋戦争開戦を「狂気」で片付けるなど、ちょっと見方が古い感じ。89年からの連載をまとめたものらしいので仕方ないっちぁあ仕方ないんだけど、文庫本は平成14年、その時に加筆もできたのにな。2014/09/22

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