新潮文庫<br> 美の呪力

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新潮文庫
美の呪力

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  • サイズ 文庫判/ページ数 279p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101346229
  • NDC分類 704
  • Cコード C0170

内容説明

私は幼い時から、「赤」が好きだった。血を思わせる激しい赤が―。取り繕われた芸術品や輸入文化に背を向け、神聖な巨石、鮮血と太陽、マンダラ宇宙、聖なる火、夜と闇、戦慄の仮面、無限の組紐文など、もの言わぬ文化や神秘的な事象に注目する。原始からの鼓動に耳を傾け、中世の色彩に心動かされ、現代世界について深く思考する、恐るべきパワーに溢れた美の聖典が、いま甦った。

目次

1 イヌクシュクの神秘
2 石がもし口をきいたら
3 血・暗い神聖
4 古代の血・現代の血
5 透明な爆発・怒り
6 挑戦
7 仮面の戦慄
8 聖火
9 火の祭り
10 夜―透明な渾沌
11 宇宙を彩る

著者紹介

岡本太郎[オカモトタロウ]
1911‐1996。東京生れ。岡本一平とかの子の長男。東京美術学校に入学、父母の渡欧に同行し、’30(昭和5)年からパリに住む。数々の芸術運動に参加しつつ、パリ大で哲学・社会学・民族学を専攻、バタイユらと親交を深める。帰国し兵役・復員後、創作活動を再開、現代芸術の旗手として次々と話題作を発表した。’70年の大阪万博テーマ館もプロデュース。一方、旺盛な文筆活動も続けた