内容説明
料理って本当に面白い!なぜならそれは、クリエイティブな実験の連続だから。ワカメをオリーブオイルと混ぜてタルタルに。味噌だれをかけた甘辛いふろふき柿。ある工夫でメザシがエキゾチックな一皿に。イチゴのスパゲッティは大成功。根菜を日本酒で煮るだけでため息ものの味に…カラーイラスト満載、新しい味に出会える至福のエッセイ。
目次
第1章 野菜
第2章 くだもの
第3章 海のもの
第4章 山のもの(肉、乳、卵)
第5章 めん・パスタ
第6章 ごはんもの
第7章 鍋
著者等紹介
こぐれひでこ[コグレヒデコ]
1947(昭和22)年、埼玉県生れ。東京学芸大学卒。イラストレーター、エッセイスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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きりぱい
4
おいしいものを食べる意欲に満ちている。食べたくなったらとにかく作ってみる姿勢が気負っていなくていい。すりおろした新タマネギに米酢と醤油(本では薄口)を合わせるだけのソース、今晩トマトとじゃこもあるのでやってみよう。2016/04/07
kamakama
2
楽しい文章ときれいなイラストで「おいしそう。作ってみたい!」と思わせてくれます。ただ、作ってはみたものの、レシピが簡単すぎて、分量等がわからないことや自分自身の腕のなさも災いして、すっごくおいしい!とはならなかった。 それでも、作りたい!というモチベーションを楽しくあげてくれる素敵な良書だと思います。2011/05/29
takakomama
1
カラーイラストが優しい雰囲気のレシピ付きエッセイ。世界中の料理のレシピがわかりやすく、私にも作れそう。買ったことがない食材や料理に挑戦してみようかしら。本を読んだだけで、私のレパートリーが広がって料理の腕が上がったような気がします。レストランなどで食べた美味しい料理を、家で再現できる著者に感心!「美味しい」って食べてくれる人がいると、作る張り合いがありますね。2015/09/03
homamiya
1
いつかどこかで食べた味とか、ぼんやり頭に浮かぶいま食べたい味を、実験のように「あれを入れてみて」「これを入れてみて」と即座に再現してみるアグレッシブさが小気味よい料理エッセイ。料理のレシピは数行で、なんだか簡単にできそうだし、それを食べた感想が実に素直においしそうで、思わず「どれどれ私も!」と作る気になってしまう。その食べ物に出あった時のエピソードなども楽しい。食べることが大好きな私には、読んでるだけでも幸せな1冊。料理や野菜の淡いイラストが、箸休め的に味わえるのも嬉しい。2011/05/22
すみさ
0
絵も素敵だし、どのレシピもおいしそうです。ぱっと思いついてつくりはじめたり、センスがあるんだろうなあ。うらやましい。2014/02/13