出版社内容情報
こぼした本音、口をつく愚痴、チャーミングな素顔……。最も近くで吉田茂に接した娘が「ワンマン宰相」の全てを語り明かした!
戦争に負けて、外交に勝った歴史がある――。敗戦後、吉田茂は口癖のようにそう語った。そして、戦後歴代2位の在任期間を誇る稀代の指導者となった。欧州や中国に赴いた外交官時代。米国との開戦阻止に動いた戦前。サンフランシスコ講和条約、バカヤロー解散……と、信念を押し通した首相時代。官僚、政治家、父親。全ての吉田茂に最も近くで接した娘が語る「ワンマン宰相」の素顔。
内容説明
戦争に負けて、外交で勝った歴史がある―。終戦後、吉田茂は口癖のようにそう語った。そして、歴代4位の在任期間を誇る稀代の指導者となった。欧州や中国に赴いた外交官時代。米国との開戦阻止に動いた戦前。サンフランシスコ講和条約、バカヤロー解散…と、信念を押し通した首相時代。官僚、政治家、父親。全ての吉田茂に最も近くで接した娘が語る「ワンマン宰相」の素顔。
目次
敗戦国の総理大臣
政治家の条件
麻布市兵衛町
焼け跡の散歩
組閣
マッカーサーと父と
近衛さんの死
外交官の妻
養父と実父
パリ講和会議〔ほか〕
著者等紹介
麻生和子[アソウカズコ]
1915‐1996。中国・安東生れ。聖心女子学院卒業。吉田茂の三女として、首席全権の私設秘書を務め、1951(昭和26)年9月のサンフランシスコ講和条約の締結会議などに同行。日英協会理事、あけの星会会長、東京都共同募金会副会長、麻生セメント会長を歴任する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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