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新潮文庫
アメリカ弱者革命―報道が教えてくれない

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  • サイズ 文庫判/ページ数 271p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784101338910
  • NDC分類 302.53
  • Cコード C0131

内容説明

豊かなはずの超大国アメリカに、貧困生活を送る人、医療費が払えず破産する数多の人がいる。貧しさゆえに戦場に送られ、心身に深い傷を負う若者がいる。そんな現状を打破すべく立ち上がった「弱者」たちがいた―。電子投票に抗議する活動家。軍事訓練に反対する高校生。反戦運動を展開する母親たち。進み続ける彼らに寄り添い、希望の灯を探す若きジャーナリストの心の旅路。

目次

大統領選の光と闇(ハンスト実行;アロハシャツのガンジー ほか)
正義の価値(なんでハンストしようと思ったの?;新聞のない家 ほか)
アメリカの見えない徴兵制(携帯で軍に勧誘される高校生たち;落ちこぼれゼロ法 ほか)
見えない列車に乗せられる若者たち(殺しのマシーン教育;兵士たちのグッバイレター ほか)
未来を選び取る自由(軍事化される子どもたち;最大のターゲットはマイノリティ ほか)

著者等紹介

堤未果[ツツミミカ]
東京生れ。米ニューヨーク市立大学大学院より国際関係論修士号取得。アムネスティ・インターナショナルNY支局員などを経て、米国野村證券に勤務中の2001年9月11日、同時多発テロに遭遇。以降、ジャーナリストとして活躍。著書に『報道が教えてくれないアメリカ弱者革命』(黒田清・日本ジャーナリスト会議新人賞)『ルポ貧困大国アメリカ』(日本エッセイスト・クラブ賞、新書大賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社トリスタの提供する「読書メーター」によるものです。

ntahima

52
これがアメリカの全てではあるまいが、これも又アメリカと言えよう。政治的にはかなり民主党寄りであるが作家が必ずしも政治的中立である必要もあるまい。情報を盲信せず批判的に読むのは読者側の責務であろう。内容は『アメリカの見えない徴兵制』が衝撃的。軍のリクルートに活用する為に学校が生徒の個人情報を軍に提供し、学内では軍事教練のようなコースまである。不法滞在者に対して市民権を餌に勧誘するとまである。無料ミリタリーゲームを開発しユーザーを洗脳、早期訓練する話などはまるでSFの世界。次は『貧困対国アメリカ』を再読予定。2012/01/07

新地学@児童書病発動中

32
インパクトのある本だった。貧しい子どもたちを、巧みな甘い言葉で軍隊に誘い、戦死したら、わずか130万円程度しか見舞金を支払わない病みきったアメリカ社会の姿が描かれている。驚いたことに、アメリカ軍は、バーチャルな戦闘を体験できる無料のゲームを作って、軍隊への勧誘に使うらしい。余りの卑劣さに憤りを感じた。こういったどうしようもないアメリカの社会と闘う無力な個人の姿もこの本の中には出てきて、読んでいて励まされる思いだった。2012/09/21

りり

17
歌の一節が不意に浮かんだ。「見えないモノを見ようとして、望遠鏡を覗き込んだ♪」アメリカの弱者は見ようとしなければ見えない。それからマザーグースの歌、「きれいはきたない。きたないはきれい」ブッシュやオバマの華麗な演説の裏側にある恐ろしい現実。そのまま飲み込むには無理のある現実。決して愉快とは言い難い、見ようとしなければ見えないモノを著者は自分の望遠鏡(知識と行動力)でいくつも見つける。悲惨な現実の先にあるのが小さな希望だということが、嬉しくて何故か少しだけ切ない。2014/12/24

Tom Zacky

7
貧困生活、医療費が払えず破産する人、PTSDに悩める人・・・などなどの「弱者」に焦点を当て、電子投票に講義する活動家、反戦運動を展開する母親、軍事訓練に反対する高校生などピックアップ。 裏のアメリカが克明に書かれている一冊。 何故こういった内容が日本でも報道されない(されてるけどオイラが全然アンテナ立ってないだけ?)のか悲しくなる一冊。 視野を広く持ちたい人へのオススメの一冊^^2012/04/02

らんまる

7
アメリカのマイノリティを語るうえで、欠かせない本であろう。先進国での隠れたマイノリティの実態を垣間見ることができる。2011/02/18

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