出版社内容情報
菅原文太の人生には常に暗い影がつきまとう。幼少期に母親が出奔して家庭崩壊。大学は除籍。俳優業は脇役ばかり。じりじりするような焦りのなか、やっと?んだ『仁義なき戦い』で不動の地位を築くも、独断でシリーズを打ち切ってしまう。誰も信用せず、盟友と決別し、約束された成功を拒んだ男が生涯をかけて追い求めたものとは。名優の内面に迫る傑作評伝。『仁義なき戦い 菅原文太伝』改題。
内容説明
菅原文太の人生には常に暗い影がつきまとう。幼少期に母親が出奔して家庭崩壊。大学は除籍。俳優業は脇役ばかり。じりじりするような焦りのなか、やっと掴んだ『仁義なき戦い』で不動の地位を築くも、最後は出演を拒否してしまう。誰も信用せず、盟友と決別し、約束された成功を拒んだ男が生涯をかけて追い求めたものは何だったのか。名優の内面に迫る傑作評伝。
目次
序章 俺は人を信じない
第1章 ドヤ街からファッションモデルへ
第2章 生涯の恩人
第3章 「健さんみたいになりたいんだ」
第4章 スター前夜
第5章 『仁義なき戦い』ヒットの陰で
第6章 揺れ動くスター
第7章 『トラック野郎』の哲学
第8章 文芸路線を目指して
第9章 親の心子知らず
第10章 「もう仕事はしたくない」
第11章 太宰府に眠る
著者等紹介
松田美智子[マツダミチコ]
山口県生れ、作家。同棲を経て、1975(昭和50)年に松田優作と結婚。長女をもうけた後、’81年に離婚(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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