新潮文庫<br> 飢餓俳優 菅原文太伝

個数:
電子版価格
¥825
  • 電子版あり

新潮文庫
飢餓俳優 菅原文太伝

  • ウェブストアに6冊在庫がございます。(2025年06月29日 07時53分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 416p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101330426
  • NDC分類 778.21
  • Cコード C0195

出版社内容情報

菅原文太の人生には常に暗い影がつきまとう。幼少期に母親が出奔して家庭崩壊。大学は除籍。俳優業は脇役ばかり。じりじりするような焦りのなか、やっと?んだ『仁義なき戦い』で不動の地位を築くも、独断でシリーズを打ち切ってしまう。誰も信用せず、盟友と決別し、約束された成功を拒んだ男が生涯をかけて追い求めたものとは。名優の内面に迫る傑作評伝。『仁義なき戦い 菅原文太伝』改題。

内容説明

菅原文太の人生には常に暗い影がつきまとう。幼少期に母親が出奔して家庭崩壊。大学は除籍。俳優業は脇役ばかり。じりじりするような焦りのなか、やっと掴んだ『仁義なき戦い』で不動の地位を築くも、最後は出演を拒否してしまう。誰も信用せず、盟友と決別し、約束された成功を拒んだ男が生涯をかけて追い求めたものは何だったのか。名優の内面に迫る傑作評伝。

目次

序章 俺は人を信じない
第1章 ドヤ街からファッションモデルへ
第2章 生涯の恩人
第3章 「健さんみたいになりたいんだ」
第4章 スター前夜
第5章 『仁義なき戦い』ヒットの陰で
第6章 揺れ動くスター
第7章 『トラック野郎』の哲学
第8章 文芸路線を目指して
第9章 親の心子知らず
第10章 「もう仕事はしたくない」
第11章 太宰府に眠る

著者等紹介

松田美智子[マツダミチコ]
山口県生れ、作家。同棲を経て、1975(昭和50)年に松田優作と結婚。長女をもうけた後、’81年に離婚(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヒデキ

43
菅原文太さんの評伝 どうしても東映時代のことが多く取り上げられているのは、彼を含めた俳優や制作陣の書籍が多かった7ためでしょうか? 個人的には、文太さんの東映以降の作品や俳優以外の部分を知りたかったと思います。 その点では、物足りない部分もあります。 岐阜や九州に移住されてからの部分にもっと知りたかったと思います2024/12/08

GAKU

27
「仁義なき戦い」あたりのエピソードは面白く読めたが、他の章は私はあまり興味が持てなかった。「仁義なき戦い」だけで私が勝手にイメージしていた菅原文太像とは違い、あまり魅力ある俳優だったと思えなくなった。結構複雑な人だったんだ。私にとっての菅原文太は、仁義なき戦いの菅原文太が全てです。⇒ 2024/12/09

nishiyan

13
「仁義なき戦いシリーズ」や「トラック野郎シリーズ」の主演で知られる俳優・菅原文太の評伝。東映時代の話がメインで、芸能界とヤクザが近かったあの時代の雰囲気が多くの証言を元に浮かび上がってきて興味深かった。恩人との決別を繰り返しながら歩んだ俳優生活は不器用さというか、彼本来の性質が招いたものなのか…。テレビに活躍の場を移してからの話があまり触れられていなかったのは残念だった。演出家・杉田成道氏の解説では「北の国から」でのエピソードとともに金子信雄を引き合いに出しながら菅原文太とはを語る筆致は見事だった。2025/01/29

moonanddai

11
(個人的には仙台本第2弾W)私生活をあまり明らかにしない俳優さんも多いと聞きますが、文太さんもそうだったようです。結婚の事情なんかもはっきりしないというし、私生活を盗撮されたときの激高なんかも、「菅原文太」というイメージを大切にしながら、広能昌三や星桃次郎といったイメージを「外で決めつけられてしまうのは、大変苦痛」とも言っている。むしろ本来の姿と思われる「クールな中に無気味さを秘めた情念みたいなもの」を「醸し出すのに苦労した」というのが、意外といえば意外。やはり「素」の文太さんというのがあったのでしょう。2024/12/17

オールド・ボリシェビク

6
俳優・菅原文太の良い面も悪い面も等しく描出している。幼いころの生母との別れゆえか、その性格にはいつかから暗い影が落ち、俳優としても、決して日の当たるところにばかりいたわけではない。コンプレックスや、孤独癖、などなど、とにかく複雑な性格だった。若いころの苦労から、家族以外は信じない性向もあり、ますます彼を孤独にし、一方で息子への過度な期待は膨らむ一方だった。しかし、巨大な足跡を残した文太を私は尊敬する。弱かったからこそ、強そうにふるまった文太に感動する。ちなみに「菅原文太」は本名です。2024/12/04

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22280373
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品