内容説明
ワインを楽しむことに、難しいルールや知識は必要なし!この本では、日常の食卓にワインを気軽に取り入れるコツをお教えします。どんなグラスがオススメ?刺身や焼き魚とワインを合わせるための意外なテクとは?飲み残したワインの上手な楽しみ方は?レストランでの賢い注文の仕方は?世界最優秀ソムリエが様々な疑問にQ&A方式で答える、今日から使えるワイン本決定版。
目次
第1部 家庭で楽しむ(ワインを買いに行く;栓を抜く;保存する)
第2部 料理と合わせるコツ(家庭料理でワインを楽しむ;レストランでワインを楽しむ)
第3部 知っておきたい基礎知識(ワインはこうして造られる;味わいの奥は深い)
著者等紹介
田崎真也[タサキシンヤ]
1958(昭和33)年、東京生れ。19歳の時、ソムリエを志し、3年間フランスに滞在。’83年、第3回全国ソムリエ最高技術賞コンクールで優勝。’95(平成7)年、第8回世界最優秀ソムリエコンクールで、日本人として初の優勝。’96年に都民文化栄誉章、’99年にフランス農事功労章シュヴァリエを受章した。2000年の沖縄サミットの晩餐会では、飲み物のセレクトとサービスの役を担当した。現在、田崎真也ワインサロンを主宰し、講演、セミナー、コンサルティング、テレビ・ラジオ出演、執筆と幅広く活動をつづけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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nstnykk9814
13
古書でなんとなく手に取った。ワインと食の奥深い味覚の話。200の質問に答える構成で、質問リストも巻末にあって実用的。知らなかった知識も多く、意外にためになった。2016/07/09
ゆずこまめ
8
とりあえずワイン飲みたくなります。難しいこと抜きで、食事と会話を楽しみながら。それでいいですよね、田崎さん!2014/08/08
fyama
5
@新宿南口紀伊国屋。☆4。この人の著作は本質を突いている感じがして非常に好感が持てる。ワインは食材に対してではなく、料理に使う調味料を基準に考えよ、というのが発見だった。2009/06/14
Tadashi Okada
4
田崎さんの勝手に思っていたイメージとは違い。人の好みは、それぞれだから本人が美味しければ良いじゃん。どんな温度で何と食べ合わせても良いんです。とやかく言うソムリエの店は行かない方が良い。ただ、好きに飲んだら良いでは何も身にならないので、著者の経験から、こう言う料理には、こう言うワインが合いやすいですよと言う事は書いてある。店で飲む時は、店の人にオススメを聞いて頼んだ方が料理に合うだろうし、サービスのレベルを測れる。予算も先に伝えた方がスムーズ。高いワインを勧めてくる様な店には行かない方が良い。2022/02/20
ピエール
4
ワインが好きな人ならどんどん読み進むことの出来る本です。特に奇抜なことや、細かい蘊蓄が述べられているわけではないのでさらっと楽しめます。印象に残ったのは、今では生牡蠣にはシャブリとは限らないということと、その理由。ただ、田崎さんやたらに赤ワインを冷やしたがりますが、日本人に赤ワインを冷やせと言うと、冷蔵庫でぎんぎんに冷やしてしまうので良くないと思います。白や、ボジョレーなら冷蔵庫で冷やしても良いのでしょうけれど。一度、日航ホテルでシャトー・クレール・ミロンを頼んだら瓶にがっつり結露していて愕然としました。2014/11/29