PHP文庫<br> ロンメル将軍―砂漠の狐

電子版価格
¥650
  • 電子版あり

PHP文庫
ロンメル将軍―砂漠の狐

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 292p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784569666679
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C0193

出版社内容情報

「砂漠の狐」ロンメル将軍の栄光と悲劇を描く。

「砂漠の狐」と恐れられたドイツのロンメル将軍。第二次大戦中、もっとも有能な指揮官として歴史に名を残した偉大な英雄の生涯を描く。

第二次世界大戦中の最も優秀なドイツ軍人として、史上最強とも言われる戦車軍団をつくりあげたロンメル将軍の名前を挙げる人は多いだろう。

▼その優れた指揮能力と巧みな戦術は、アフリカ戦線で対峙した英米軍を震え上がらせ、神出鬼没な戦いぶりから「砂漠の狐」と恐れられた。

▼本書は、祖国ドイツのために多大な戦功を上げながらも、最期はヒトラー暗殺未遂事件に連座して自殺に追い込まれる悲劇の勇将の生涯を描いた人物評伝である。

▼ロンメルの生い立ちから始まり、「ブルー・マックス」と呼ばれるドイツ最高の勲功章を獲得した第一次大戦での活躍、そして護衛部隊指揮官として徐々にヒトラーとの関係が親密になっていった戦間期など、今まで触れられることの少なかった第二次大戦前のロンメルについても詳しく紹介している。

▼著者が長年にわたって収集した貴重な写真資料や解説コラムも多数収録した、ロンメル・ガイドブックの決定版!

▼文庫書き下ろし。

●第一章 ブルー・マックス 
●第二章 大戦の谷間 
●第三章 第二次世界大戦勃発 
●第四章 ドイツ・アフリカ軍団 
●第五章 ビル=ハケイム 
●第六章 要衝の攻略相次ぐ 
●第七章 エル=アラメイン 
●第八章 チュニジアでの戦い 
●第九章 新しい任務 
●第十章 進攻前夜 
●第十一章 ロンメル最後の戦い 
●第十二章 ヒトラー暗殺未遂事件

内容説明

第二次世界大戦中の最も優秀なドイツ軍人として、ロンメル将軍の名を挙げる人は多いだろう。その優れた指揮能力と巧みな戦術は、英米の連合軍を震え上がらせ、史上最強の戦車軍団をつくりあげた。本書は、「砂漠の狐」と呼ばれて多大な戦功をあげながらも、最後はヒトラー暗殺未遂事件に連座し自殺に追い込まれた悲劇の勇将の生涯を描く。貴重な写真資料や解説コラムも満載。

目次

ブルー・マックス
大戦の谷間
第二次世界大戦勃発
ドイツ・アフリカ軍団
ビル=ハケイム
要衝の攻略相次ぐ
エル=アラメイン
チュニジアでの戦い
新しい任務
進攻前夜
ロンメル最後の戦い
ヒトラー暗殺未遂事件

著者等紹介

柘植久慶[ツゲヒサヨシ]
1942年、愛知県生まれ。1965年、慶應義塾大学法学部政治学科卒業。在学中より、コンゴ動乱やアルジェリア戦争に参加。1970年代初頭よりアメリカ特殊部隊に加わり、ラオス内戦に従軍する。1986年より作家活動に入る。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

むらきち

2
テンポ良く読みやすかった。戦術や戦訓の説明は作者の経験談も入っていておもしろかったです。読みやすかった分、省いている所があるので入門としていいと思います。2011/05/25

P-man

1
WW2のドイツ軍人は、名前くらいは聞いたことあるレベルだったので入門として読了。トップの無能ぶりは日本の大本営にも負けていなくて、思わず同情する。ゲーリングって兵卒からも糞呼ばわりされてたのね。ティーガーの無双ぶりも面白かったです。2016/03/01

MIKETOM

1
人類史上最悪の組織とレッテルを張られているナチスドイツの元帥という地位にありながら、あの戦争で最も人気の高い将軍がこのロンメルではないだろうか。どうしようもなく無能なナチスの上層部のせいで常に足を引っ張られ手足を縛られ、そんな状況でも着実に勝利を重ねていくロンメル(まるで大阪冬夏の陣の真田幸村のように)。最後はヒトラー暗殺未遂事件の首謀者として処刑されていく(本人は寝耳に水だったらしいが)その悲劇性が人々の夢とロマンを駆り立てるのだろう。それにしても北アフリカ戦線がああいう状況だったとは…。ロンメル無念!2015/08/26

アキ

0
大事なときにいないのか、いないところを狙われているのか…。ロンメル自身は魅力的で興味深いが、この本が小説として面白いかどうかは別の話。2018/07/24

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/367005
  • ご注意事項

最近チェックした商品