内容説明
世の中は、欲で運命を狂わされた男と女の物語で溢れている―。SMに溺れたカップルの悲惨な末路。少女売春にハマる男たち。ホストに狂った女の哀れな破滅。玉の輿を狙う看護婦の淫靡なたくらみ。愛人のため家族を手にかけた男の非道。家計に困った主婦のバイトはソープ嬢。一流の書き手が実在の事件を小説化した、『週刊新潮』の名物連載「黒い報告書」アンソロジー、第二弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
carl
19
1、2を一緒に購入したので・・・・飽きた。2017/09/10
マッスンロール
10
意外に有名作家さんが複数並んでいたので驚きました。2017/02/06
Åκ
8
★★☆☆☆ 文庫Xを読んだ後、ノンフィクション系の事件ものが、読みたくて手に取ってみました。 どこまでがフィクションなのか、良くわからなかったのと、性描写が多くて、何度か拍子抜け。 重松清さんの名前があったのが、購入の決めてでしたが、この本は、手に取らなくても良かったかな(^^;2017/02/06
しめじ
5
面白くなかったです。2014/08/31
Katsuto Yoshinaga
4
「義姉妹」「妄想」「看護師」「援助交際」「ドヤ街」「脅迫」「心中」…と並べられた、1と比べると、よりエロいというか扇情的な作品が集められている。私にとって、この黒い報告書は『TV三面記事 ウィークエンダー』である。ウィークエンダーといっても、もうわかってくれる人は少ないだろうなぁ。クソガキだった私は、このTV番組が楽しみで仕方がなかった。下衆いガキだったなぁ。そんな心性のままの私には実に面白い読み物である。なんだか、無性に黒川博行氏の作品を読みたくなった。というわけで、次の読書は黒川作品にしよう。2016/04/13