内容説明
北京郊外の“シリコンバレー”、天津を本拠とする世界の大企業群、多メディア化を誘発した「湖南現象」、毛沢東思想を忠実に実行した河南省の栄光と凋落、返還後の香港住民の苦悩…経済開放政策が招いた中国各省の明と暗を、地図を通して浮き彫りにする。さらに、上海でのレトロブームから、注目の秘境・雲南省の知られざるスポットまで、観光情報も充実。ビジネスマン・旅行者必携の書。
著者等紹介
莫邦富[モーバンフ]
1953年中国上海生れ。’85年来日。現在、新聞・雑誌の連載やテレビのドキュメンタリー番組などで活躍
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感想・レビュー
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なー
2
20年も前の本なので、情報が古いが、全省を知るには良い本だった。こういうの新しいので出てないかな。2022/10/02
dexter4620
2
中国各省の概要を知るには最適。データは古いが当時の様子もよく分かる。全省制覇のため所定の地図に蛍光ペンて都度色を塗るのが楽しみになってます(笑)2017/04/12
barcarola
1
少々情報が古くなってはしまったが……。読み終えて思うのは中国についてほとんど知らなかったんだなということ。例えばアメリカ50州ならすらすらと挙げられそうだが、中国の省を挙げろと言われていくつ挙げられただろう。2016/04/29
RuiRui
0
話題になりやすい沿岸部よりも内陸部の方が面白く読めた。かつ、中国人視点での内陸部描写も興味深く読んだ。2014/03/19
慧
0
★★2001/12/25