新潮文庫
夫の不倫で苦しむ妻たち

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  • サイズ 文庫判/ページ数 267p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784101294537
  • NDC分類 367.4
  • Cコード C0195

内容説明

どうして他の人を好きになったの?まだ私のことを愛しているの?…夫の恋を知った妻は、どれほど悩み、どう行動するのか。疑うきっかけ、事実に直面してからの苦しみ、そしてその先、夫にどのように対峙し、どんな人生を選択したかまでを、多くの当事者への取材から浮き彫りにする。結婚とは、夫婦とは、恋愛とは何かを問い直す、生々しく切実な告白で構成されたルポルタージュ。

目次

第1章 夫の恋を知ったとき(夫を疑う瞬間;浮気をした夫との対峙)
第2章 不倫相手との対決(相手が特定できたときの妻の行動;妻として、夫として、人としての真価が問われるとき)
第3章 離婚を選択した女性たち(結婚一年半で夫が外で恋愛;結婚七年で離婚;結婚二十年で離婚;不妊治療の間に離れていった夫の心)
第4章 それでもあなたと生きていく(本気で夫を取り戻したい;十年目の試練;別居のまま二年近くが過ぎて)
第5章 夫と妻の家族・恋愛・結婚観(女の嫉妬;自分の気持ちをどう整理するか;男女関係に理想はあるか)

著者等紹介

亀山早苗[カメヤマサナエ]
1960(昭和35)年、東京生まれ。明治大学文学部(演劇学専攻)卒業後、フリーライターとして活動を始める。女性の生き方をテーマに、恋愛、結婚、性の問題に取り組み、社会状況を分析する筆力に定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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MM

4
色んなケースの妻たちの体験談。夫って不倫相手をかばったり同情したりするけれど。。。本当に憐れなのは奥さんだよって言いたい。ほんとうの意味で偉いのは奥さんなんだよって。夫たちはそれがわかっていない。今は若いからやりたい放題だけれど自分達が深刻な病気になったり年取ってから介護が必要になったりしたら頼れるのは誰?と思う。奥さんを大事にしてやらにゃ。☆★★★★。2021/01/15

のび太郎

3
夫っていつの間にか大切な友人だったり、仲間だったり兄だったり弟だったり・・・・決して恋愛の対象ではなくなってしまう。なぜだろう・・・それがいいのか悪いのかさえわからない。不倫でなんか苦しみたくはない。でもその苦しみに負けることなく生きている女性はすばらしいと思う。2012/08/16

marlene

3
世の奥様達は苦しんでるんですね。苦しむということは、それだけ配偶者を愛してるということなんでしょうね。ちなみに結婚生活20年近い40代後半の私、そんなに苦しめるのかなあと…愛してないということだから、それもどうかと…2012/05/06

よっちゃん

2
初めて、夫が不倫をしている妻のことが書かれている本を読んだ。なんとかして、夫を許そう、理解しようとする妻が多いこと、びっくりした。その時になってみないとわからないが、そんなこと、ワタシに出来るだろうか…。2017/03/10

2
私は独身だし不倫をしたこともない。ただ、自分の力ではどうにもならないくらい辛い思いをしたとき、人がどのようにそれを乗り越えていくのかを知りたくて読んだ。この本の中には、見習いたい女性がたくさんいた。もう一回読む。2009/10/22

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