内容説明
「忠臣蔵」千秋楽の翌日、主演した気鋭の歌舞伎役者・尾上竜之介が女子アナと服毒死した。事件は心中事件として処理されたが、十津川警部の先輩で所轄署の小西と雑誌記者の坂井は、事件に疑問を抱き、真相解明に動いていた。十津川は、消息を絶った二人を追い、「忠臣蔵」四十七士ゆかりの播州赤穂の大石神社に向かうが、坂井の溺死体が岡山県日生港で発見される。
著者等紹介
西村京太郎[ニシムラキョウタロウ]
1930(昭和5)年、東京生れ。’63年『歪んだ朝』で「オール讀物」推理小説新人賞、’65年『天使の傷痕』で江戸川乱歩賞をそれぞれ受賞。’81年に『終着駅殺人事件』で日本推理作家協会賞を受賞する。2004(平成16)年には日本ミステリー文学大賞を、’19年には「十津川警部」シリーズで吉川英治文庫賞を受賞した。鉄道ミステリー、トラベルミステリーに新境地をひらき、ベストセラーを生み出している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鉄人28号
13
☆ 会話体主体で構成されスピード感があるが、ミステリーとしては論理性に欠け物足りない。量産されているからやむを得ないのか、ご都合主義の結末である。2021/03/11
エヌ氏の部屋でノックの音が・・・
7
令和 2年 10月 1日 初版 他文庫で読み済み2020/10/14
ドットジェピー
5
面白かったです2021/05/10
aaboo
3
忠臣蔵の知識が楽しかった。2021/05/02
しまこ
2
西村さんの赤穂 忠臣蔵編。 とても魅力的な題名に改変したんですね。 今回は鉄道アリバイよりも犯人推理がメインでした。 満足!2020/10/09