出版社内容情報
会社社長の失踪、そして彼の親友の殺害。二つの事件をつなぐ鍵は三十五年前の洞爺湖に。旅情あふれるミステリー&サスペンス!「東京駅に行ってくれ」。商社社長小川憲之は運転手に行先の変更を命じて姿を消した。十日後、彼の親友田崎健二が赤坂のホテルで他殺体として発見される。二人は大学時代、同じ山岳サークルに属していたという。私立探偵・橋本豊は小川社長の行方を追い、十津川警部は田崎の死の真相を追い求める。事件の鍵は三十五年前の洞爺湖に。過去、現在がせめぎ合う、ミステリ&サスペンス!
西村 京太郎[ニシムラ キョウタロウ]
内容説明
「東京駅に行ってくれ」。商社社長小川憲之は運転手に行先の変更を命じて姿を消した。十日後、彼の親友田崎健二が赤坂のホテルで他殺体として発見される。二人は大学時代、ワンダーフォーゲル部に属していたという。私立探偵橋本豊は小川社長の行方を追い、十津川警部は田崎の死の真相を追い求める。事件の鍵は三十五年前の洞爺湖に。過去、現在がせめぎ合う、ミステリ&サスペンス!
著者等紹介
西村京太郎[ニシムラキョウタロウ]
1930(昭和5)年、東京生れ。’63年『歪んだ朝』で「オール讀物」推理小説新人賞、’65年『天使の傷痕』で江戸川乱歩賞をそれぞれ受賞。’81年に『終着駅殺人事件』で日本推理作家協会賞を受賞する。2004(平成16)年には日本ミステリー文学大賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
扉のこちら側
57
2016年1012冊め。タイトルは真理。作品が書かれた頃はまだ時効があったのだが、被害者側からすると巻き込まれてしまった事件に終わりはないのである。謎解きの方は、まあほしい情報がほしい時にうまく手に入ってくるのでご都合主義ではある。2016/11/27
舟華
2
相変わらず読点が多いっ…!とまあその辺はすぐに慣れるとして。60歳の会社社長が「東京駅へ」と言ったまま失踪してしまったところから物語が始まる。わかりやすくポンポン進むのでミステリとしてはこんな感じね、という感覚ではあるけれど、タイトルに「時効なき殺人」とつけた理由がわかると「西村京太郎さんは語るな…」と思ってしまう。2024/03/13
aaboo
1
平均点の作品だと思った。2017/04/29
かずお
0
時効なき殺人。事件の全貌が見えてくるとトントン拍子で進んでいった。意外性はなかった。 2018/01/03
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