出版社内容情報
筋読み、あぶり出し捜査。偽装・アリバイ崩し。人質立てこもり・身の代金誘拐との対峙。ホシとの息詰まる闘いを描く、情熱的刑事論。
ガス自殺に偽装されたアパート殺人、残された柿を手がかりにホシを割った強盗殺人、指揮官自ら先頭で突入した酒店人質立てこもり――。若き日に捜査一課員に抜擢され、さまざまな現場で苦闘しながら観察眼と決断力を鍛え上げた。第62代捜査一課長を務めた著者が、犯罪捜査のすべてを語る。ノンフィクション、そして警察小説ファン必読の情熱的刑事論。『君は一流の刑事になれ』改題。
内容説明
ガス自殺に偽装されたアパート殺人、残された柿を手がかりにホシを割った強盗殺人、指揮官自ら先頭で突入した酒店人質立てこもり―。若き日に捜査一課員に抜擢され、さまざまな現場で苦闘しながら観察眼と決断力を鍛え上げた。第62代捜査一課長を務めた著者が、犯罪捜査のすべてを語る。ノンフィクション、そして警察小説ファン必読の情熱的刑事論。
目次
第1章 悔恨を噛み締めて
第2章 基礎力こそ突破力
第3章 科学捜査の時代に
第4章 難事件に挑む
第5章 生命の尊さと償い
第6章 リアルタイムで進行する特殊事件に挑む
第7章 刑事を目指す若者たちへの道しるべ
著者等紹介
久保正行[クボマサユキ]
第62代警視庁捜査第一課長。1949(昭和24)年、北海道十勝管内新得町に生れる。’67年、警視庁に入庁。’74年に捜査第一課に異動し、以降警視正までの全階級で同課に在籍。また、鑑識課では、現場鑑識主任、検視官、理事官を、機動捜査隊では、班長、副隊長、隊長を務める。田園調布署長、渋谷署長などを経て、2008(平成20)年3月警視庁第七方面本部長を最後に勇退。現在は警視庁シニア・アドバイザーを務めるかたわら、新得町観光大使としても活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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