内容説明
「昔、文字は本当に生きていたのじゃないかと思わないかい」。始皇帝の陵墓づくりに始まり、道教、仏教、分子生物学、情報科学を縦横に、変化を続ける「文字」を主役として繰り広げられる連作集。文字同士を闘わせる言語遊戯に隠された謎、連続殺「字」事件の奇妙な結末、本文から脱出して短編間を渡り歩くルビの旅…。小説の新たな地平を拓いた12編、川端康成文学賞・日本SF大賞受賞。
著者等紹介
円城塔[エンジョウトウ]
1972(昭和47)年北海道生れ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。2007(平成19)年「オブ・ザ・ベースボール」で文學界新人賞受賞。’10年『烏有此譚』で野間文芸新人賞、’11年早稲田大学坪内逍遙大賞奨励賞、’12年『道化師の蝶』で芥川賞、『屍者の帝国』(伊藤計劃との共著)で日本SF大賞特別賞、’17年『文字渦』で川端康成文学賞(表題作に)、’18年日本SF大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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