出版社内容情報
男なら、とっておきの恋は誰にも見せない。女には解らない、ゆえに愛すべき男心を7人の作家が描き出す、究極の恋愛アンソロジー。
男なら、とっておきの恋ほど誰にも見せない。だから本当の恋のクライマックスは、自分の心だけが知っている。忘れられない、忘れたくない気持ちはきっと、ひとりで大切にするものだから――男たちがどこか奥のほうにしまいこんだ「本気の恋」。7人の作家が描き出すのは、女には解らない、ゆえに愛すべき男心。恋人たちの距離を少しづつ、でも確かに近づける究極の恋愛アンソロジー。
内容説明
男は、とっておきの恋ほど誰にも見せない。本当の恋のクライマックスは、自分の心だけが知っている。忘れられない、忘れたくない気持ちはきっと、ひとりで大切にするものと解っているから―男たちがどこか奥のほうにしまいこんだ「本気の恋」。7人の作家が描き出すのは、女には解らない、ゆえに愛すべき男心。恋人たちの距離を少しずつ、でも確かに近づける究極の恋愛アンソロジー。
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読書素人本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
酔拳
359
恋の話を人気作家7人が渾身の作品を書いています。自分の恋と置き換えて読むことができる作品もありました。恋について再び思いを馳せる事ができる作品です。 印象に残ったのは、「僕の船」「水曜日の南階段はきれい」「エンドロールは最後まで」でした!女性作家バージョンもあるので、読んでみたい!2017/12/22
hiro
319
女性作家の『最後の恋』2冊は既読。今度は男性作家7人が、男性の‘最後の恋’を描くアンソロジー。7人のなかでは、伊坂さん、越谷さん、朝井さんの作品を読んだことがある。『僕の舟』:伊坂さんらしい短編。絵美と黒澤の会話も楽しい。こんな偶然は起こらないと思うが、偶然ではないとしたら絵美の夫はすごいw 『水曜日の南階段はきれい』:これも朝井さんらしい短編。やはり朝井さんは、高校生を描くのはうまいと思う。伊坂さんの他の作品で黒澤、朝井さんの直木賞受賞作『何者』で光太郎と会えるようなので、また2人に会えるのが楽しみだ。2013/02/22
mae.dat
284
7名男性作家さんに依る、7話アンソロジー。女性作家さんバージョンの方は、全部女性目線だった様な気が。なのでこちらは全部男性目線なのかなぁと思っていたのですけどね。全くそんな縛りはなかった。伊坂さんの『僕の舟』は、お馴染みの(?)黒澤氏が物語を引っ張っていて笑った(嬉しい)。そして一番お題に即している。朝井さんの『水曜日の南階段はきれい』は可愛いお話でしたが、最後の恋では無いですね。萩原さんの『エンドロールは最後まで』は最後の恋かも知れないし、エンドロールのその後が書かれていないのが洒落ていますね。2025/09/24
馨
274
好きな作者さんがたくさんいたので購入しました。それなりに楽しめましたが何か浅い気が??2013/04/14
にいにい
253
いろんな作家のベストな恋愛話集。短く読みやすいので、空いた時間にサクッと読もう。2013/07/01