感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Hisashi Tokunaga
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再読;父親像は変転する。フォス神父が教え接した生徒たちはあの「栄光学園」生であり、彼らの父親に語った集大成であることは割り引かなければならない。本書が書かれた時代は相良直美の「・・・二人のために世界はあるの」(フォス神父は否定するが)が歌われた時代。再読の中に多くのことを感じとってしまった。今日「失われた〇〇年」とエコノミストは言うけれど、オイコノミストとは本質的には家庭経済家なのだ。失われたのは<家庭>であり<父親>だという事を記したい。 名言は「ジシン・カミナリ・カジ・オヤジ」です。2018/06/17
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