内容説明
長嶋監督、メジャーに殴りこみ!?石原都知事、アメリカ大統領選出馬!?中田ヒデ、野球に転向か!?―当代随一の“大物”たちが、たけしの前でついつい漏らした、思わぬ「本音」。小沢‐たけし党、連立政権誕生か!?娘・井子、父・たけしの秘密を暴露!?驚天動地、抱腹絶倒、そんなことまで喋っていいの!?ほかに、柳美里、松本人志らとの対談も収録した、全13人との夢の共演集。
目次
長嶋茂雄―スーパースターは永久に不滅です?
石原慎太郎―アメリカにやられるな!
松本人志―天才なのかバカなのか?
さくらももこ―菊次郎とまる子はそっくりだ
中田英寿―サッカーの天才という宿命
小沢一郎―憲法なんかこわくない
北野井子―北野家の不思議
長谷川滋利―大リーガーの秘密
柳美里―人殺しを育てる人権派
桜庭和志―格闘技には、想像力と創造力がいる
今村昌平―『うなぎ』対『HANA-BI』
古田敦也―究極のプロ野球巷談
淀川長治―あんたはセンスがいいのよね
著者等紹介
ビートたけし[ビートタケシ]
1947(昭和22)年、東京足立区生れ。浅草フランス座で芸人修業中に知り合ったきよしと漫才コンビを結成。「ツービート」として、漫才ブームで一躍人気者となる。その後もソロとして、テレビやラジオの出演、映画や出版の世界などで国民的な活躍を続けている。映画監督・北野武としても世界的な名声を博す。’97(平成9)年には「HANA‐BI」でベネチア国際映画祭グランプリを受賞した
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さきん
21
一つ一つが短くて読みやすい。各々の個性がビートたけしとの対談で引っ張り出されてさすが、笑いのプロだと思った。当時対談しているメンバーは1990年代後半にあって現役バリバリがほとんど。マスコミやファンとの軋轢や仕事の悩みでの共通項が多いと感じた。2020/03/19
朝倉大和
14
対談の相手がホントにすごい相手の場合、やっぱり対談も面白いと思った。長嶋・石原・淀川(敬称略)の回が楽しかった。2011/08/05
糜竺(びじく)
8
色んな有名な人達との対談が読めて勉強になった。
Kaz
6
スポーツ選手、芸人、作家、政治家、映画関係者、そして愛娘。これだけ多彩な人達と、同じ土俵で会話できる。たけし氏のバイタリティーには、本当に頭が下がります。目の前にある物を、常に自分の中で咀嚼して、自分の中で造り直して、周囲を気にせず発信する。その積み重ねが彼の人間力を鍛えたんだろうな。少しでも近付きたい人物の一人です。2012/01/19
kinka
5
ちょっと表紙を見てください、この豪華な面子。たけしがホストの対談をメインに収録しているのですが、テレビ、スポーツ、政治家、文化人、映画関連まで幅広い。きちんと相手のことを調べて興味を持って、面白いことを聞き出してやろうという姿勢が見えて、仕切りの才能も凄いなこの人。そんな中、唯一たけしが防戦一方になっているのが映画評論家の故・淀川長治先生。あのマシンガントークで質問攻めに合うたけし。初期作品からたけし映画を褒めてて、あれはなんで、どうして、あなたの感覚は凄いと。たけし「どうも(笑」…照れるしかないよね。2016/01/03