人工知能に負けない脳―人間らしく働き続ける5つのスキル

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人工知能に負けない脳―人間らしく働き続ける5つのスキル

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  • サイズ B6判/ページ数 190p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784534053091
  • NDC分類 498.39
  • Cコード C0036

出版社内容情報

人工知能(AI)が飛躍的な発達・進化を遂げると人類を脅かす存在になる!? そんな危機が叫ばれる時代、私たち人間は何を考え、どう生きていくべきか?──広範囲で多彩なジャンルで大活躍の茂木先生が、最新の脳科学の知見を踏まえて説く「新時代の生き方」。

内容説明

“脳力”を高める、マインドを変える。これからの時代にもっと輝く働き方!

目次

第1章 人工知能がいま、すごいことになっている!(人工知能は人類にとっての脅威?それとも味方?;2045年問題は本当に起こるのか? ほか)
第2章 これからの時代に求められる人間の役割とは何か?(人工知能の仕組みと脳の仕組みはまったく異なったもの;人工知能時代を勝ち抜ける準備をしていこう ほか)
第3章 人工知能に負けないスキルを磨いていこう!(人工知能時代を生き抜くスキルを磨いておこう;人間の強みとなるコミュニケーション能力を磨く ほか)
第4章 人工知能に負けない発想を磨いていこう!(人工知能的な発想を身につけよう;人間らしい発想の付加価値を見出す ほか)
第5章 人工知能に負けないイノベーション・ライフを目指そう!(クロスオーバーな生き方がイノベーションを生み出す;「らしく」という概念ばかりに捉われないことが大事 ほか)

著者等紹介

茂木健一郎[モギケンイチロウ]
1962年東京生まれ。東京大学理学部、法学部卒業後、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻課程修了。理学博士。脳科学者。理化学研究所、ケンブリッジ大学を経てソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー。専門は脳科学、認知科学。「クオリア」(感覚の持つ質感)をキーワードとして脳と心の関係を研究する傍ら、文芸評論、美術評論にも取り組む。2005年、『脳と仮想』(新潮社)で第4回小林秀雄賞を受賞。2009年、『今、ここからすべての場所へ』(筑摩書房)で第12回桑原武夫学芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たか

12
2045年には人のやっていた仕事の大半がAIに取って代わる時代が来ると言われています。 しかし。人の力はまだまだ、捨てたものでない。AIには真似出来ないスキルを身に付けることが重要。その代表格はコミュニケーション力や直感力、発想力だ。 それらを身に付けるために日常的に勉強することが大切だと思う。2016/11/25

あじさい

9
茂木センセイは「人工知能にはできない人間の強み」を見つけていくことが重要、というスタンス。だけど、現時点の私は、人工知能を理解するための「わかり易い」テキストとして本作品に手を伸ばしたので、主なテーマからはズレた読み方をしている。情緒やクリエイティブの比重を高めていこう、と心新たにしている訳でもない。特に仕事で必要という差し迫った状況ではなく、単なるマイブームというユルい感じデス。なので逆に、純粋な好奇心、なんだと思う。ただ、とある説を支持するからといって、両極端や二律背反に走るのは控えるべきでしょうね。2015/11/02

Yuri Mabe

8
ポイントは抑えてあってなお、著者らしくゆるくて簡潔。「人間の嗅覚のセンサがすごい」という情報は初耳。確かに「人工知能に負けない5つのスキル」というところも、実はこういった生物のハードウェアの部分といえるかもしれない。深層学習も実は試行錯誤と実行時間が必要で、5億年の実行時間を持つ生物に敵わないところがあるに決まってる。とはいえAlphaGoが圧倒的な勝ちっぷりだったため手に取ってしまった。(勝敗のみならず、素人手に見えて勝つ、という未知の差…。)2016/06/17

コダマ@ようやっとる!

5
人工知能は計算、記憶、解析、検索、認識などすでに人間では到底太刀打ちできないところに来ている。なのでこういった部分が特化している人間は残念ながら機械に仕事を奪われてしまう可能性が大きい。そんなAI時代に備えて人間はより個性を大事にしなければいけない。日本人がよくする「私もそう思う」という同調できる能力ではなく、好き&嫌いといった直感力と未知へのチャレンジ精神、誰とでも仲良くなれるコミュニケーション能力を身につける準備を今のうちにしておこうという話。ストレスに負けない心と体をつくる。2021/11/09

5
人工知能という言葉を聞く日が増えてきたこの頃。脳科学の専門家の視点から、人工知能と人の脳の能力の違いと、来たる人工知能の活躍する社会への備えを書いた本。人工知能にはできない直感やセンスを磨くこと、それには好きという感情を大切にすること。自分の付加価値を高めること、コミュニケーション力や身体力を磨くことなどが印象的だった。人工知能との能力の比較がわかりやすく読みやすい本。どう自分の能力を磨くかは心構え的な話が多いから自分次第だな。まずは切替えを早くすること、できる理由を探すことからやってみたい。2016/12/11

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