新潮文庫<br> 海

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新潮文庫

  • 小川 洋子【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 184p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784101215242
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報



小川 洋子[オガワ ヨウコ]
著・文・その他

内容説明

恋人の家を訪ねた青年が、海からの風が吹いて初めて鳴る“鳴鱗琴”について、一晩彼女の弟と語り合う表題作、言葉を失った少女と孤独なドアマンの交流を綴る「ひよこトラック」、思い出に題名をつけるという老人と観光ガイドの少年の話「ガイド」など、静謐で妖しくちょっと奇妙な七編。「今は失われてしまった何か」をずっと見続ける小川洋子の真髄。著者インタビューを併録。

目次


風薫るウィーンの旅六日間
バタフライ和文タイプ事務所
銀色のかぎ針
缶入りドロップ
ひよこトラック
ガイド

著者等紹介

小川洋子[オガワヨウコ]
1962(昭和37)年、岡山県生れ。早稲田大学第一文学部卒。’88年「揚羽蝶が壊れる時」で海燕新人文学賞を受賞。’91(平成3)年「妊娠カレンダー」で芥川賞受賞。2004年『博士の愛した数式』で読売文学賞、本屋大賞を受賞。翻訳された作品も多く、海外での評価も高い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

272
全体にやや軽めの短編集なのだが、例えば表題作「海」に登場する「鳴鱗琴」のように、随所に着想の煌きを見ることができる。しかも、それはキラキラ光るといったような煌きではなく、しっとりと、ほのかな輝きを見せるのであり、まことに小川洋子らしいのである。篇中では「バタフライ和文タイプ事務所」が秀逸。「睾丸」の「睾」が、この言葉だけのためにあるという発見も面白いし、「膣」の文字が、いつしか実態に変容してゆくかのような感覚に捉えられる幻妙さも実に巧みだ。巻末の「ガイド」は、残念ながらエンディングに余韻が乏しいか。2012/07/24

抹茶モナカ

228
奇妙で、静かな物語を集めた短編小説集。何処か優しく、人柄も職業も不思議な登場人物達が物語を織り上げて行く。読んでいると、自分という存在の歪さに思いが至り、寄り添ってくれる他者の欠落している自分に孤独感を感じた。それとも、気付いていないだけで、多くの他者に包まれながら、生きているのか。静かな気持ちになる本でした。2017/01/05

mae.dat

201
“糜”の無駄遣い。短編集と言うか、ショートショートでしょうか?1話、2話と読んで、う〜ん、どう解釈して良いのやら分からず。禁じ手なのかも知れませんが『インタビュー』とある最後の章を先に読みました。おぉ、著者による解説があった。本来なら興醒めかも知れませんが、これが無ければ迷子になっていましたよ。成る程。SFファンタジーと言うか、小川さんの空想の世界なのかな?さくらももこさんの描く『コジコジ』の様な物を小川さんが著したらこうなるのかと。違うかな?元来、淫靡な表現は苦手ですが、独特な艶めかしい世界もまた一興。2021/06/03

酔拳

183
7編からなる、短編集です。どこかにひっかかるものがある話ばかりです。この短編集の小説では、どの短編にもれっきとした職業をもつ人や不思議な職業をもつ人がでてきて、それを軸に話を展開していくものが多かったです。「バタフライ和文タイプ事務所」では「活字管理人」。「缶入りドロップ」では、バス運転手。「ひよこトラック」ではホテルドアマン。「ガイド」では、はやっていない「シャツ屋」と「題名屋」です。職業だけでも、話の展開が楽しみになりました。「銀色のかぎ針」はとても短いのですが、心にジーンとくるものがありました。2018/04/21

關 貞浩

180
どこか憎めない琴子さんに求められるまま、彼女の昔の恋人と思われる患者を看取る『風薫るウィーンの旅6日間』。言葉を閉ざし続けていた下宿先の孫娘が、ドアマンの男と抜け殻を集めながら心を通わせる『ひよこトラック』。横転したトラックから溢れる色とりどりのひよこたち。物言わぬ彼らのために再び言葉を発した彼女。その声を自分へのかけがえのない贈り物だと感じた男。何という情景、カタルシスだろう。彼女の言葉に込められた優しさが胸を打つ。手のひらの上にある日常と果てしない宇宙の広がりが、存在の彼岸で手を取り合っているようだ。2018/02/27

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