出版社内容情報
天皇家の外戚になりたい秀忠は、〈天皇の隠密〉を抹殺すべくあらゆる手段を使ったーー呪禁師やシャムから来た恐るべき呪者たち。対峙するのは、超人岩介、真田十勇士を率いた猿飛佐助、超絶視力の狙撃者霧隠才蔵、不動金縛りの達人兵左衛門ら四人衆。泰平の裏で繰り広げられる呪詛返し。武なき朝廷に幕府はなぜ敗れたのか。日本史の水面下で、帝を護った超人たちを描く伝奇大戦圧巻の絶筆。
内容説明
秀忠は“天皇の隠密”を抹殺すべくあらゆる手段を使った―天性の霊能者やシャムから来た恐るべき呪禁師たち。対峙するのは、超人岩介、真田十勇士を率いた猿飛佐助、常人離れした視力の狙撃者霧隠才蔵、不動金縛りの達人兵左衛門ら四人衆。泰平の裏で繰り広げられる呪詛返しと異能者の激突。武なき朝廷に幕府はなぜ敗れたのか。帝が保ち続けた力の源とは。伝奇大戦を描いた圧巻の絶筆!
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Nobuyuki
1
後水尾天皇と徳川幕府の間で繰り広げられた暗闘が採り上げられている作品。 あくまでも作者の想像なのだろうけれども、天皇や岩介、真人や白など、自分から見たら異能の人たちの特技を駆使しながら軽快に進むストーリー仕立てで、次々に天皇に間接的にのしかかる秀忠の執念への対応がテンポよく描かれている中で、新たな壁に出会し更に盛り上がるところで永久に物語が止まってしまったことは残念なのか、想像力を膨らませてくれるのか…。 最後まで読みたかった作品です。2025/05/22
tnyak
1
一気読み 最後のペ-ジで未完と知った 続きを読みたかったなあ 永遠に無理だけど2025/01/02