感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
i-miya
47
2014.0209(02/09)(再読)筒井康隆著。 02/06 (解説=小中陽太郎) ノッペラボウ、筒井Tシャツ、もらったわが娘、12歳。 最年少、受賞。 古典的美男子ぶり。 筆者にはベトナム反戦の世界があった。 自分の自信を失った現代人の姿勢に怒こっている。 ◎河野典生。 木を根こそぎ引っこ抜いて地ならしし、芝生を植えただけのゴルフ場。 人口庭園ではないか。 ◎フォニイ落語。 文学上のフォニイ小説中心に作者が貌を出すことによって従来からの小説技法など批判するという効果がある。 2014/02/09
saga
40
【再読】筒井流の怒れる文化・文芸論だ。自分は煙草を嗜まないが、カバーのピー缶が良い。団体、新聞、政治家など実名を挙げてバッサリ斬る筆致は、著者の小説以上に刺激的だ。「笑いの理由」で新聞コラムの著者評に対する反論で、評者が新聞編集委員と判明したとき『この人物が職を失うという事態に陥るとはとても考えられないので、今後は安心して攻撃することができる。』という著者の攻撃的な文章が心に残った。2018/02/05
i-miya
40
2011.09.27 筒井康隆著。(解説=小中陽太郎) 日活のニュー・フェイス、身長が足りないと落とされ大いに怒っているが、身長があってたまるか、この二枚目。スーパーマンになってしまうじゃないか。12歳の娘が最少年賞、我が家の神聖なる茶の間のノッペラボウに占領される。 東京から神戸の垂水に引き上げた。私には、ベトナム戦争反対の世界があった。2011.09.28 創作者、筒井、演技者になりたかった。夢、ぶち壊れる。小説の上でもできるのではないか。2011/09/30
i-miya
35
2012.02.07(つづき)筒井康隆著。 小松左京。長持を出してくる小松。 「ハート」の長持。テーマを敷衍するタイプ-小松。長持に整理されており、保存が利く。「ベ平連」を成功させた小田実も小松に似た資質の作家である。日常の会話の中から「筒井康隆」の考え方をちゃんと整理している。とんでもないときに、「お前はこういったじゃないか」といわれる。 ◎現代SFの特質とは。 裏側へ回り込む。シュール・レアリズム。アンチ・ロマンが小説の一派をなした時期。(読了、2012.02.07 0719) 2012/02/07
i-miya
34
2012.01.18(つづき)筒井康隆著。 ◎一枚のレコード。 トミー・ドーシ『煙が目にしみる』親の家に置いてある。テープにふきかえようと、いつも忘れる。精薄か。あなたはどうおもいますか。6歳になる息子、映画『華麗なるギャツビー』に連れて行った。「アラビアの酋長」いつもピアノ弾いている、息子聞いている、おや、という顔をしてこちらを見る。◎塾と学校の亀裂。 点Cを通る線分ABがある。◎欠陥学習参考書。 小学校一年生用学習参考書には随分ひどい問題がある。2012/01/18