出版社内容情報
紀元前3000年から同500年にかけてエーゲ海の島々やギリシア 本土で生み出された美術の名品。テラ島の壁画やクレタの陶器、アル カイック・スマイルを見せるギリシアの青年像や少女像から古代人の 息吹が伝わる。
友部 直[トモベ ナオシ]
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水田 徹[ミズタトオル]
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内容説明
本書は、紀元前3000年頃から同500年頃にかけて、すなわち青銅器時代から鉄器時代にかけて、エーゲ海の島々、その沿岸地域、ギリシア本土、南イタリアで展開された美術活動を扱うものである。
目次
序論 エーゲ海文明と初期鉄器文明―その時間的・空間的広がり
第1章 青銅器時代の始まり
第2章 ミュケナイ文明とその拡散
第3章 鉄器時代美術の誕生
第4章 東方化様式の時代とモニュメンタル美術の成立
第5章 アルカイック建築の誕生と展開
第6章 クラシック様式の萌芽