感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
むーちゃん
112
司馬遼太郎と対極の作家ですが、お互い認めあって(同い年)いるところを加味して読んでみて良かった😄 かなりの努力家、知識の探究者ですね😄2020/08/09
クプクプ
63
平成16年に発行された「文豪ナビ 夏目漱石」などの第1期「文豪ナビ」シリーズ(全7冊)に続く第2期「文豪ナビ」。第1期「文豪ナビ」は新潮文庫の本のみの紹介だったが第2期「文豪ナビ」は文春文庫や講談社文庫など別の出版社の作品も載り、より公平な池波正太郎の紹介になっている。「剣客商売」「鬼平犯科帳」「仕掛人・藤枝梅安」の各シリーズを起点に分岐していった細部の本が詳しく解説されている。エッセイについても触れている。「池波作品の舞台は今!」のコーナーでは「築地の海、石川島」などが写真入りで紹介されていて(つづく)2020/10/24
けやき
47
池波正太郎の作品世界へ誘うガイド本として。清濁合わせ飲めてカッコよい生き方を学ぶ一助に!2021/12/26
旗本多忙
26
池波正太郎という人物、そして作品を知るにはもってこいの本だろう。彼の作品の数々を紹介し、作中の人物像を追うとともに、作中の食についても書いている。いかに食が大事で、それによって季節感などを出しているというが、それだからか、なぜかほっこりする場面があるのも事実だ。また、主人公などの名言もある。鬼平、剣客、梅安など不滅の小説の奥を知りたいというファンなら更に楽しめるだろう、2020/06/21
那由多
21
私が今までで一番読んだ作家さん、時代小説の名手・池波正太郎のナビゲート本。『剣客商売』『鬼平犯科帳』『仕掛人・藤枝梅安』の三大シリーズだけでなく、エッセイやノンシリーズまでをあらすじや名言、登場する食や舞台になった場所を紹介。『剣客商売』の登場人物イメージの俳優の写真が貼ってあったり、舞台の地図が書いてある基メモは、創作作業の裏側を垣間見れる貴重な資料。2021/05/03
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