新潮文庫<br> 開口一番

新潮文庫
開口一番

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  • サイズ 文庫判/ページ数 267p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784101128115
  • NDC分類 914.6

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ehirano1

75
印象的な箇所、「見ることはそのものになることである(p145)」、「もともと作家とはたえまなく新しいタブーを発見しつづけていく人である(p213)」。前者は釣り関連のエッセイでよく言及されています。自然の中では自然と一体となる、いやむしろ、いつのまにかなってしまう、この様な体験をしてみたいものです。後者は他の著者もどこかで言及していていたような・・・・・。2016/02/12

しゅうこう

3
実家の本棚にしまってあり,興味本位で手に取った.面白い.文字を追っているが,開高さんが目の前にいて,ユーモアあふれる小話をふんふんと聞いている,そんな感覚だった.文章に変に色気を使おうとせず素直なのもいい.こんな多才な人になりたい.2017/01/10

風柳

2
最後の「四畳半襖の下張」裁判 証人開高健の証言はまさに今の表現規制と繋がる話ですね2021/11/14

てあて・あら木

1
開高さんのエッセイ。 最後の文章は「四畳半襖の下張り」の裁判時の証言が収録されている。(インタビュ―記事のような内容) この証言などからも、感情や感覚などそれを表現する言葉を使うと軽薄で陳腐で薄ら軽いものになるコトを、具体的な現象や事実を視点を変え言葉を変え、他の状況や現象を表現する言葉なども交え、饒舌に洪水のように言葉を多用して表現することで、深淵で味わいぶかく微妙で生の感覚が表現出来ているんだろうと理解出来た。 面白い。2020/09/24

みねお

1
開高健さんの比較的若い頃のエッセイ。釣り、食、旅などなかなか広範な活動における氏の思索の旅。2019/05/22

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