新潮文庫<br> 山本五十六 〈下巻〉 (改版)

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新潮文庫
山本五十六 〈下巻〉 (改版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 432p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101110042
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ykmmr (^_^)

145
後半は、真珠湾攻撃〜ブーゲンビルでの戦死を中心に、それへ向かう五十六。自分の役目を終えたような最期と遺された人たちの動きや心情。人間味溢れ、良くも悪くも素直。戦争に反対し、日本を憂いながらも、実際は太平洋戦争のきっかけを作った。内閣や軍部上層部との折り合い・軍人としての誇り。こちらも、現在変わらず様々な歴史観がある中で、本当に最適な答えを見つける苦労が垣間見える。2022/05/23

skunk_c

64
下巻はほぼ太平洋戦争に当たる。本書では山本の作戦や戦略などについての批判はほぼなく、むしろ周辺の人物の動きなどを通じて、淡々と語っている。白眉は山本戦死の部分で、暗号解読や墜落現場捜索(著者は実際に行っている)は他書の追従を許さない。上下巻通して感じるのは、著者が書きたかったのはできるだけ生身の山本五十六なんだなということ。しかも幼少時などはほぼ捨象され、軍人として生きている時代に焦点が当てられている。そしてその方向性は『米内光政』『井上成美』にも引き継がれる。丹念な取材が光るさすがの筆致であった。2022/09/17

り こ む ん

30
戦争を回避しようとしていたのは、知っていたけれど…その前、三国同盟も命がけで反対していたとは知らなかった。山本五十六その人は、先見の目をもち、駄目なものは駄目と言えた人だったのだな…でも、まわりが、時代が、彼の意見を押し退けていき…真珠湾での戦果が…日本が驕れる極東の小さな島国を神国へ押し上げた。開戦前に彼は言った「1、2年は多いに暴れてやりますが、その先は…」その言葉の意味を時の内閣は、真剣に考えるべきだったのでは?海軍はもっと強く陸軍に対するべきだったのでは?今となっては後の祭…時代の流れと空気の中で2014/09/09

James Hayashi

26
対米戦争が起こったなら、日本の国力の持続は1年半と言われた。著者は米国が事前にパールハーバー襲撃を知っていたかという歴史の疑問に対しノーの判定を下している。早期講和を目指したが、運の悪さが重なった惨敗のミッドウエー海戦。それ以降、偽の報道が当たり前になった。山本五十六は太平洋戦争のヒーローではない。日米開戦には反対であったが戦争を遂行する立場にあった人間。たとえ生き残っても戦局を変える事はなかったであろうし、責任問題はついて回った事だろう。裏付けを取り正確な情報のみで本文を作られている著者に恐れ入った。2015/10/29

Willie the Wildcat

25
思い切りの良さ。時の運・不運にも左右。必然と偶然。これも賭け事の好きな氏で あるが故の因縁か・・・。”熊ん蜂”作戦。然るに、ミッドウェー戦略における氏の思惑・判断とは・・・。読み取れない。故に、権兵衛と五十六。両山本氏の単純比較は理不尽。最期は、(一説にもあるが)氏の”覚悟”を感じざるを得ない・・・。私生活では、千代子に正子・・・。賛否両論あれど、直向さにも人柄。蛇足だが、隠語が多々溢れる手紙。特に「チンドン屋」が印象的。これも暗号か!?(笑)2013/10/26

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