• ポイントキャンペーン

新潮文庫
その辺の問題

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 417p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101069319
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

号泣した少女マンガ、最低の映画、東京一まずい定食屋から、創作への情熱まで。名言、名エピソード満載の、爆笑対談エッセイ。

思わず号泣した少女マンガ。ぞくぞくするくらいまずい塩辛。水瓶に用を足した上海の木賃宿。永遠に未遂に終わる美少年への恋愛。スーツにロンドンブーツで出勤した会社員時代。ジャマイカで襲ってきた山賊。ビーフシチューを食べていたなまぐさ坊主。破天荒なふたりが語り尽くした、世の中の隅っこにある愛すべき問題の数々。名言、名エピソード満載、世紀の爆笑対談エッセイ。

内容説明

思わず号泣した少女マンガ。ぞくぞくするくらいまずい塩辛。水瓶に用を足した上海の木賃宿。永遠に未遂に終わる美少年への恋愛。スーツにロンドンブーツで出勤した会社員時代。ジャマイカで襲ってきた山賊。ビーフシチューを食べていたなまぐさ坊主…。破天荒なふたりが語り尽くした、世の中の隅っこにある愛すべき問題の数々。名言、名エピソード満載、世紀の爆笑対談エッセイ。

目次

第1章 たべる、のむ(物証はチョコレート;深くて長い80センチ ほか)
第2章 お楽しみ(映画ベスト10;殺気のある音楽 ほか)
第3章 らもさんというひと(宙ぶらりんらも;フラれる条件 ほか)
第4章 いけない世界(色めく尻の話;毒のデパート玉造支店 ほか)
第5章 読む本、書く本(少女マンガで号泣;昔読んだ本 ほか)

著者等紹介

中島らも[ナカジマラモ]
1952‐2004。兵庫県生れ。大阪芸術大学放送学科卒業。印刷会社勤務、コピーライターを経て、作家に。1992(平成4)年『今夜、すべてのバーで』で吉川英治文学新人賞、’94年『ガダラの豚』で日本推理作家協会賞(長編部門)受賞。劇団「笑殺軍団リリパット・アーミー」を旗揚げするなど、その活動は多岐にわたった

いしいしんじ[イシイシンジ]
1966(昭和41)年大阪生れ。京都大学文学部仏文学科卒。2003(平成15)年『麦ふみクーツェ』で坪田譲治文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

gonta19

104
2013/8/29 Amazonより届く。 2017/9/1〜9/4 ダ・ヴィンチに連載されたらもさんと作家のいしいしんじさんの対談本。最初はぎこちなかったが、回を重ねるごとにシンクロし始める様子が面白い。しかし、らもさんはなんと言うか、すごい人だったんだなぁ。2017/09/04

kinkin

79
酒、ごはん、ハシシ、中国ビデオ、まずいもの、内蔵、トイレ、映画、楽器。音楽、格闘技、トリップ、男色、アムステルダム、ホラー、鍋、野球、スキューバ、尻、ロリータ、仕事、マンガ、二日酔い、偉人、ロック、奥崎謙三、バロウズ、プロレス、宇宙人、ペット、随筆、ヘロイン、コカイン、シンナー、毒、タブー、鬱、自殺、エロとエロス、澁澤龍彦、手塚治虫、白土三平、楳図かずお、ガロ、ジャンキー、劇団、ブルトン、バタイユ、柴田錬三郎、筒井康隆、野坂昭如、開高健、ラリる他他 らもとしんじが丁々発止^^2021/04/13

i-miya

48
2013.11.03(初読)中島らも・いしいしんじ著。 2013.10.31 (カバー) (1)思わず号泣した少女マンガ。 (2)ぞくぞくするくらいまずい塩辛。 (3)スーツにロンドンブーツ、出勤。 破天荒な二人、語り尽くす。 世の中の隅っこにある愛すべき問題の数々。 (解説=鈴木創二) 中島らもとは一緒に町中をあちこち狂犬のようにうろついた。 ユリシーズの帰りを待ちわびて、やせてドロドロになった汚い愛犬、アルゴスみたいだったかどうかはわからない。  2013/11/03

Shoko

26
中島らもさん、いしいしんじさんの対談集。中島らもさんの著作は読みたいと思いながら、まだ読んだことがない。いしいしんじさんの小説は3作品ほど読んだはず。らもさんは、多分こういう方なんだろうなぁ、と思っていたのがそのままだった。。アウトローな感じ?けれど、いしいしんじさんは、あのジュゼッペを書いたのはこういう方だったのか!と意外だった。「偉人ベスト10」が面白かった。たまに怖いし、ビックリすることも多々。カルチャーショックを受けました。最後の方は中毒症のように、早く続き読みたいなぁと思うようになってました。2018/08/31

これでいいのだ@ヘタレ女王

26
腹を抱えて笑ったのは一章迄。章が進むにつれ、振り切れた らも節が炸裂するのだが、そんな事には驚かない。恥ずかしながら、いしいしんじ氏を初めて知ったのだが、一回り以上歳が上の しかも ぶっ飛んだ らも氏と対等に語らえる所が凄い。彼も 相当ぶっ飛んだいるようだ。早速、いしい氏の小説を読んでみようと思った。2015/06/09

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/7125983
  • ご注意事項