出版社内容情報
頑なに無為徒食に生きて来た主人公島村は,半年ぶりに雪深い温泉町を訪ね,芸者になった駒子と再会する.人の世の哀しさと美しさを描いて日本近代小説屈指の名作に数えられる,川端康成(1899-1972)の代表作.【改版】
内容説明
頑なに無為徒食に生きて来た主人公島村は、半年ぶりに雪深い温泉町を訪ね、芸者になった駒子と再会し、「悲しいほど美しい声」の葉子と出会う。人の世の哀しさと美しさを描いて日本近代小説屈指の名作に数えられる、川端康成の代表作。
著者等紹介
川端康成[カワバタヤスナリ]
1899(明治32)年生まれ。1920(大正9)年7月、第一高等学校を卒業、東京帝国大学文学部英文学科に入学(のち、国文科に転科)。1921(大正10)年2月、第六次『新思潮』を創刊。1927(昭和2)年3月、短篇集『伊豆の踊子』刊行(金星堂)。1937(昭和12)年6月、『雪国』刊行(創元社)。1948(昭和23)年6月、ペンクラブ第四代会長に就任。1952(昭和27)年2月、『千羽鶴』刊行(筑摩書房)、芸術院賞をうける。翌年、永井荷風、小川未明らとともに芸術院会員となる。1961(昭和36)年11月、文化勲章を受賞。1962(昭和37)年11月、『眠れる美女』で毎日出版文化賞を受賞。1968(昭和43)年10月、ノーベル文学賞受賞が決定。1972(昭和47)年4月16日、逗子マリーナの仕事部屋でガス自殺
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