新潮文庫<br> 成瀬は天下を取りにいく

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新潮文庫
成瀬は天下を取りにいく

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  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101061412
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

「島崎、わたしはこの夏を西武に捧げようと思う」幼馴染の島崎みゆきにそう宣言したのは、中学二年生の成瀬あかり。閉店を間近に控える西武大津店に毎日通い、ローカル番組の中継に映るといいだした。さらに、お笑いコンビ・ゼゼカラでM-1に挑み、高校の入学式には坊主頭で現れ、目標は二百歳まで生きること。最高の主人公の登場に、目が離せない! 本屋大賞を受賞した圧巻の青春小説!


【目次】

内容説明

「島崎、わたしはこの夏を西武に捧げようと思う」幼馴染の島崎みゆきにそう宣言したのは、中学二年生の成瀬あかり。閉店を間近に控える西武大津店に通い、ローカル番組の中継に毎日映るといいだした。さらに、お笑いコンビ・ゼゼカラでM‐1に挑み、高校の入学式には坊主頭で現れ、目標は二百歳まで生きること。最高の主人公の登場に、目が離せない!本屋大賞を受賞した圧巻の青春小説!

著者等紹介

宮島未奈[ミヤジマミナ]
1983(昭和58)年、静岡県富士市生れ。京都大学文学部卒。2021(令和3)年「ありがとう西武大津店」で「女による女のためのR‐18文学賞」大賞、読者賞、友近賞をトリプル受賞。’23年同作を含む『成瀬は天下を取りにいく』でデビュー。静岡書店大賞小説部門大賞、坪田譲治文学賞、本屋大賞など多くの賞に輝き話題となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さてさて

183
『島崎、わたしはこの夏を西武に捧げようと思う』。そんな力強い言葉の先に、『閉店へのカウントダウン』に思いを込める『成瀬あかり』の姿が描かれていくこの作品。そこには、唯一無二の圧倒的な個性を持った『成瀬あかり』をさまざまな視点から浮かび上がらせていく物語が描かれていました。まさしく”青春物語”が描かれるこの作品。そんな物語に圧倒的な存在感で物語を駆け抜けていく『成瀬あかり』の姿を見るこの作品。心の機微が丁寧に描かれていく物語の中に、『成瀬あかり』の突き抜けた個性の魅力を改めて感じもした素晴らしい作品でした。2025/04/23

よっち

39
中2の夏休みの始まりに変なことを言い出した成瀬あかり。全力で我が道を突き進む彼女を周囲の視点から浮き彫りにしてゆく青春小説。閉店を間近に控える西武大津店に毎日通って中継に映ると言い出し、幼馴染の島崎とM-1に挑戦したり、自身の髪で長期実験を始めたり、膳所の祭りの司会も務めたり。地元への愛に溢れていて、突然突拍子もない行動をする圧倒的な存在感に周囲も目をそらせなくて、自身が思うところを自由に突き進んで、様々なところに影響を与えていく成瀬が痛快で、認め合う島崎との友情や広島の西浦くんとの距離感も良かったです。2025/06/25

satomi

32
成瀬が文庫化!単行本で何度か読んでるし、オーディオブックも聞いたし、文庫はスルーするつもりだったけど、買ってしまった。文庫のみに収録の「大津ときめき紀行 ぜぜさんぽ」もおもしろかったし、森見登美彦さんの解説に何度も頷いた。そうそう、そうなの!だから成瀬は最高なの!と。語彙力と表現力があれば、こんなにも的確に考えを伝えられるんだなぁとうらやましくなった。これも自由の形だと思う。成瀬は限りなく自由なのに、全く自己中心的じゃないし、誰も傷つけないところが好き。初回限定の琵琶湖ブルーのブックマークもかわいい。2025/06/27

とも

22
文庫化されたので再読。冒頭1ページ目から面白い。 成瀬の起こすムーブメントとグルーブ感が話しの軸。中心となるイベントは割とあっさり終わるがその後の余韻がいい感じ、祭りの後的な。 成瀬は突飛な行動は起こすが押し付けがましくはない。考え方は一貫してて作中の変化はない。みな彼女に接し触発されたり気持ちが浄化されたりとまるで触媒みたいな存在。 各話の語り手は一般人で読者の代弁者、自身の悩み気持ちを成瀬に壁打ちしててセルフコーチングみたいになってる。この本の心地よさはこのへんにあるのかなと思いながら読了。2025/07/01

takka@ゲーム×読書×映画×音楽

21
本屋大賞をとったことと、前に読書会で紹介していただいたこと、他の本で引用されていたことから気になって読了。夏休みは閉店間近の西武百貨店に捧げる、突然M-1グランプリに出場しようとする、高校デビューで坊主頭など、やりたいこと=自由を謳歌する成瀬あかり。そして巻き込まれる=交差していく物語がとにかく面白い!自分らしく奔放に生きるだけでなく、それが誰かの世界をより良いものにする。そんな今自分が感動しやすい物語なのもあって印象に残った作品でした!2025/06/27

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