内容説明
オールスター戦9連続奪三振を目前に、微笑とともにカーブを投げる江川の慎み深さこそプロである。―過程よりも結果に執着するスポーツ紙、テレビ解説的言説に敢然と反逆し脚光を浴びた美人華道家、草野進が、今ここに〈プロ野球批評〉の開幕を宣言する。蓮実重彦、渡部直己、尾辻克彦、柄谷行人、糸井重里、立松和平ら、草野進とその支持者20余名による、革命的プロ野球評論書。
目次
投手論 投手は嫉妬の頂点に屹立しつづけねばならない
捕手論 捕手は2領域を自由に往復する道化たる自覚を忘れてはいけない
走塁論 走ることの凶々しさを懐柔しつづけるかぎり、プロ野球に未来はない
送球論 その一瞬、野手らは最後まで非凡たりつづけねばならない
監督論1 祈ることの凡庸さと祈りを知らぬ不幸とが監督の質を決定する
私論1 アイムは失礼!である
私論2 野球の醍醐味とは革のスポーツであることにある
パ・リーグ論 太平洋ひとりぼっち
書かれた野球論 『12人の指名打者』『どうしたって、プロ野球は面白い』『アメリカ野球ちょっといい話』



