内容説明
茨城県地方の貧農勘次一家を中心に小作農の貧しさとそれに由来する貪欲、狡猾、利己心など、また彼らをとりかこむ自然の風物、年中行事などを驚くべきリアルな筆致で克明に描いた農民文学の記念碑的名作である。漱石をして「余の娘が年頃になって、音楽会がどうだの、帝国座がどうだのと云い募る時分になったら、余は是非この『土』を読ましたいと思っている」と言わしめた。
著者等紹介
長塚節[ナガツカタカシ]
1879‐1915。茨城県生れ。正岡子規に師事。子規没後は同門の伊藤左千夫等と「馬酔木」を創刊、その教えを発展させるべく努力した。一方で写生文、小説も数多く発表し、長編小説『土』は夏目漱石の推薦で「東京朝日新聞」に連載された。農民文学の代表作といわれるこの作品の完成後、結核を病んだこともあって作歌の世界にもどり、晩年の優れた作品を残した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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