内容説明
一人遊びの得意な子供、転校生、登校拒否、生徒会副会長、不良、高校中退…。街を彷徨い、走り、反抗し、愛を求めて傷つく孤独な少年。そして少年はギターを持ち、心の叫びを歌にした。世界のどこかにいるまだ会えぬ仲間たちにむけて―。同世代の圧倒的共感を背景に、時代を疾走し続けるロック・アーチスト尾崎豊。その魅力あふれる実像と、“10代の神話”に迫る青春ストーリー!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nobody
13
本書の基となる連載は尾崎デビュー後1年足らずから開始されており、上梓は2年足らず後である。尾崎の死はそれから7年後のこと。つまり純粋にデビューの衝撃を契機として書かれたものだ。単なる客観的な尾崎伝ではなく、落合はあくまで己のテイストに「青春小説」(吾郷輝樹)として仕上げている。それなりのアンニュイさは出せているが、如何せん軽い。高校時代と小・中学時代を同時並行で書いているため第三・四章辺りでは高校なのか中学なのか判り辛い。著者が何者なのか本文を読んでも判らず解説でようやく業界人らしいと窺い知れる(初版)。2017/05/22
より
1
★★★2018/04/19
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- 電子書籍
- 山と食欲と私 12巻 バンチコミックス