出版社内容情報
富山藩の下級藩士・金盛連七郎は失業の身。ある日、重臣・寺西左膳から〈抜け荷〉の密命が下る。成功の暁には復職を約束する、と。ご法度と知りつつ、連七郎には選択肢はない。苛酷な決死行は富山から蝦夷・薩摩を経て再び戻る日本一周。そのなかで連七郎は侍以外の人々に初めて出会う。荒くれの船乗り、大商人、アイヌの美しい娘。旅の終わりに湧いてくる感慨とは。男たちの転機を描く傑作。
【目次】
内容説明
富山藩の下級藩士・金盛連七郎は失業の身。ある日、重臣・寺西左膳から〈抜け荷〉の密命が下る。成功の暁には復職を約束する、と。ご法度と知りつつ、連七郎には選択肢はない。苛酷な決死行は富山から蝦夷・薩摩を経て再び戻る日本一周。そのなかで連七郎は侍以外の人々に初めて出会う。荒くれの船乗り、大商人、アイヌの美しい娘。旅の終わりに湧いてくる感慨とは。男たちの転機を描く傑作。
著者等紹介
仁志耕一郎[ニシコウイチロウ]
1955(昭和30)年、富山県生まれ。東京造形大学を卒業後、広告会社に勤務。2012(平成24)年『玉兎の望』で小説現代長編新人賞、『無名の虎』で朝日時代小説大賞を受賞し、作家デビュー。’13年、同2作で歴史時代作家クラブ賞新人賞を受賞。東京・深川で長く暮らす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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がんこおやじ
3
とても面白かった。時代物だが、展開が早くて話も日本全土にまたがり、スケールが大きい。蝦夷や薩摩と言う当時はかなりの僻地の様子が上手く描かれていると思う。オススメ。2025/11/23
好奇心
0
富山藩の下級藩士・金盛連七郎は失業の身。富山の薬売りと薩摩の係わりは、他の本でも何冊か読んだことがあり、興味深く読ませて貰った、富山・蝦夷・薩摩に薬・昆布が係わる抜け荷、当時の輸送は大量物資は舟に頼り、海の気象により命懸け、アイヌの娘を嫁に迎え、最後には侍を捨て、商人になる展開、時は明治はすぐそこまで来ていた、加賀の支藩、富山の困窮ぶり、何処の藩もあったのでは? 2026/01/09
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