出版社内容情報
がん診断、大麻取締り、地球温暖化……。世間のルールは科学の目で見りゃウソばかり!人気生物学者の挑発する社会時評。
ウソは巨大で組織的なほど見破ることが難しい。地球温暖化からがん検診、果てはレバ刺し禁止まで。「民主主義」というお題目の下、過剰な法規制を敷くことで利益誘導を狙う国家のやり口や、怪しい「科学」を世界の常識にすりかえ、金儲けを企む巨大利権の巧妙な手段を、人気生物学者が次々喝破! 利便や健康の語に踊り、自己家畜化の道を進む現代人に覚醒を促す挑発の社会時評。
内容説明
ウソは巨大で組織的なほど見破ることが難しい。地球温暖化からがん検診、果てはレバ刺し禁止まで。「民主主義」というお題目の下、過剰な法規制を敷くことで利益誘導を狙う国家のやり口や、怪しい「科学」を世界の常識にすりかえ、金儲けを企む巨大利権の巧妙な手段を、人気生物学者が次々喝破!世間の通説に踊らされ、自己家畜化の道を進む現代人に覚醒を促す挑発の社会時評。
目次
第1章 民主主義のウソ(「民主主義は人の自由を尊重する制度である」のウソ;「ダメ。ゼッタイ。」?大麻取り締まりのウソ ほか)
第2章 ウソの道具としての科学(「人の役に立つことで金儲け」から「人を脅かして金儲け」へ;インチキな科学的言説で人をだました典型例「ダイオキシン法」 ほか)
第3章 世界を動かすウソのからくり(ウソがホントを支配している貨幣経済;グローバル・キャピタリズムの源泉 ほか)
第4章 現代人はどんな「ウソ」にだまされるのか(他人をコントロールしたいという欲望の始まり;自己家畜化が進む現代人 ほか)
著者等紹介
池田清彦[イケダキヨヒコ]
1947(昭和22)年、東京生れ。東京教育大学理学部卒業。東京都立大学大学院生物学専攻博士課程修了。山梨大学教育人間科学部教授を経て、2004(平成16)年4月より早稲田大学国際教養学部教授。構造主義生物学の地平から、多分野にわたって評論活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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小梅
夜長月🌙新潮部
chiseiok
tsu55
マル
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