新潮文庫<br> 螢・納屋を焼く・その他の短編 (改版)

個数:
電子版価格 ¥506
  • 電書あり

新潮文庫
螢・納屋を焼く・その他の短編 (改版)

  • ウェブストアに4冊在庫がございます。(2022年07月04日 09時54分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 202p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101001333
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0193

出版社内容情報



村上 春樹[ムラカミ ハルキ]
著・文・その他

内容説明

秋が終り冷たい風が吹くようになると、彼女は時々僕の腕に体を寄せた。ダッフル・コートの厚い布地をとおして、僕は彼女の息づかいを感じとることができた。でも、それだけだった。彼女の求めているのは僕の腕ではなく、誰かの腕だった。僕の温もりではなく、誰かの温もりだった…。もう戻っては来ないあの時の、まなざし、語らい、想い、そして痛み。リリックな七つの短編。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

367
『蛍』は、予備知識なしに読み始めたものだから、最初はデジャ・ヴュかと錯覚した。『ノルウェイの森』だったのだ。しかし、この作品は『蛍』のままでも、十分に味わい深いし、エンディングの蛍のシーンは、はかなくて美しい。これに続く『納屋を焼く』は、まさしく「リアリティは細部に宿る」という感じだ。たとえば、「彼」とマリファナを吸う場面で、「僕」が「学芸会の舞台のざわめきとか背景のボール紙に塗られた絵の具の匂い」を思い出すところなど。それとは逆に、こうした細部のリアリティがグロテスクに展開するのが『踊る小人』だ。 2012/07/11

おしゃべりメガネ

213
時を遡ること今からおよそ30年も前に刊行された本作は、ご存じの方も決して少なくはないと思われるあの『ノルウェイの森』の原点?ともいうべき短編「螢」が収められています。30年前も今も村上春樹さんはかわることなく、ただ読んでもよくわからない作品を書き続けていることが改めて実感できました。後半に読み進めれば進めるほど「???」な世界が展開され、後半はひたすら文字を追うことに必死になっていました。しかし「納屋を焼く」や「踊る小人」は比較的、わかりやすい村上ワールドを楽しめましたが、やっぱり難解かつ不思議でした。2015/11/22

Aya Murakami

181
令和元年新潮文庫紅白本合戦 踊る小人がなかなかの恐怖物。音楽そのもののように踊る小人は魔性の魅力です。美しく見事な踊りにはもちろん毒があって思い人がいる主人公を破滅の道にいざないます。 革命前は戦前、革命後は戦後のオマージュでしょうか?小人の魔力は革命前の宮廷でも暗躍したとか。美しさ魔力の恐怖はいつの時代もかわらないということか。2020/05/08

ショースケ

177
感想を書くのが難しい。全体的に不思議な世界観とトリッキーな話しでいっぱいだった。『蛍』はノルウェーの森の原型という。そういえば同じ空気が漂っていた。最初からそういうつもりだったのだろうか。それともその後ノルウェーを考えたのだろうか。『納屋を焼く』は深読みするとゾクっと怖い。納屋は焼けず女が消息を絶った…コワッ。『踊る小人』も最後は逃げ回る羽目になった…コワッ。昭和50年代の村上春樹の「小説を書くことはとても好きです」の言葉にグッときた。読友さんのおかげで昔の村上氏の世界観を垣間見れた。面白かった。2021/08/17

ちなぽむ and ぽむの助 @ 休止中

165
めくらやなぎが目をつぶす。森のなかで永劫に踊るおどり子の脚はとうに血だらけで。その靴を脱ぐことはできないの。焼けた赤い靴を履きなさい。 生に内包された死がその姿をみせるとき、私たちはいつも当惑する。当惑しながらバスに乗る。海にいきましょう。知らない街の柳のしたで眠りこむ私を、耳のなかから食いつぶして食物連鎖の輪に入れてくれたらいいのに。ほんとうの死はそんなに穏やかじゃない。知っているし生きることも嫌いじゃない。だから今日もバスに乗る。バスに乗って、進む進むすすむ。生きる生きるいきる。私は、元気です。2020/07/08

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/560302

ご注意
リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。