感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
JACK
9
☆ ジオン軍残党と地球連邦軍、ニュータイプを教祖に頂く南洋同盟の戦いは続いていた。パイロットの四肢を機体に直結する事で圧倒的な反射速度を叩き出すサイコ・ザクを駆るダリル。宇宙へ上がった彼は連邦軍の宇宙基地を単騎で襲撃するのだが…。意外なモビルスーツ、モビルアーマーをリファインされたデザインで次々に登場させてくれる上に、熱くなる演出が光る作品。太田垣先生には驚かされるばかりです。デザインの裏側を紹介してくれる設定資料が非常に面白いので、ファンにはぜひ限定版を読んでもらいたい。オススメ。2020/09/30
うさみＰ
7
『跳べ！！Ｐガンダム！！』完全に左手をモノにした先生。宇宙に上がったものの孤立無援の状況下のダリル一行。戦力増強と現状打破の為に巨塞ルナ・ツーに奇襲を仕掛ける。《角２目２=ガンダム》。それやっちゃうのと驚きつつ。元の期待に別の皮を被って擬装するのはガンダム作品ではよくあるけど、ここまで臆することなく遊び心マンマンで大胆に、最後はキメラ的ゲテモノアレンジしちゃうとは。連邦とジオンの、それぞれの物語上の記号・象徴であるＭＳがここで反転しちゃうとは。ＭＡの見せ場も増えそうで愉しみ。Ｐジオングにも切り札ありそう。2020/10/07
十二月の雀
7
【左手で描いてるんですよね??】グポンと光るガンダムの双眸！ノリにノリきってるダリル、強すぎやろ。アムロかよ。やー、まーたやられた。まさかｱｰﾑﾄﾞﾍﾞｰｽ・ﾌﾞﾗｳ・ﾌﾞﾛだったとは…。このガンプラ的な発想自体は割と前からあるが、漫画に落とし込んで描いちゃうなんて。やられたー(>_<)新しー。かっくいー。有線砲台にもIFついてるのチートやろ！レールガンの弾を堕とすのはやり過ぎｨ！あーもうかっこいいからいっかあ!!…かたや、パオングのなかではジャズが鳴り響いていた…。【利き手じゃないんですよね????】2020/10/01
F4ふぁんとむ
3
原典からの外し具合が最高。作画の問題も折り合いがついたみたいだし、いよいよ最終決戦へ向かってまっしぐら というところか。2020/10/10
えーてる
1
サイコ・ザクにイオのガンダムの残骸から再生したガンダムのガワを被せる。最強のザクが「パーフェクトガンダム」を名乗る。「悪い冗談」にも程がある展開が、これでもかとカッコよく描かれる。ルナツーに潜入するためとはいえ、ダリルが連邦のノーマルスーツを着てガンダムを駆る姿は「何を見せられているんだ俺は」と脳がバグること間違いなし。一方イオは鹵獲ジオングの慣熟飛行。物語の進行につれてライバル同士の立場やペルソナが逆転するのは太田垣康男作品の真骨頂。悪趣味を堪能せよ。2020/10/05
