フラワーコミックスα プチコミ 真綿の檻 〈５〉

尾崎衣良

小学館（2024/10発売）

• サイズ コミック判／ページ数 168p／高さ 18cm
• 商品コード 9784098728404
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

出版社内容情報

メガヒットシリーズ、新章開幕！

｢夫婦｣とは、「親子」とは、｢家族」とはなにかーーー
「榛花編」では、夫と親に隷従する「奴隷妻」の真実の姿を描き、「祈里編」では娘を束縛する毒母の痛烈な生涯と、虐待の連鎖からの脱却を描いた本作。
新章「環奈編」では、「母性のない母親」から「きょうだい差別」を受けて育ったという環奈の独白から始まる。兄だけを可愛がり、環奈には愛情の欠片もなく厳しく接する…その苦しみを分かってくれない彼氏とも破局してしまい、環奈は意を決して母に会いに行くが、そこで驚愕の事実が明らかに…！！



【編集担当からのおすすめ情報】
口コミでブレイクし、とどまるところを知らない快進撃を続ける｢真綿の檻」。
夫婦、親子の感情を抉るその描写の精密さもさることながら、どの章も最後まで読まないと分からない｢謎」が隠されていて、読む度に本当に度肝を抜かれます。
この「環奈編」も、校了時に編集部で悲鳴が上がりました！
是非、コミックスで一気読みされることをオススメします。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[今庄和恵＠マチカドホケン室コネクトロン]

毎回寒気のする恐ろしさだけど、今回は凄みが増した。ホラーだ、ホラー。一貫して毒親、毒母について描かれていたけど今回は母の視点から。毒なのは娘の方だった。でも、母も娘も父親の被害者なんじゃないかなあ。腐ったリンゴとなる最初の１個は必ずあるよ。その後、どんな順番で他のものが腐っていくかで、他に及ぼす被害の違いはあっても。

2024/11/04

[ユウキ]

ある事実の物事の見え方、語り方が人によってここまで違うとは…読者のミスリードをあえて起こさせるため、多少都合よく描いてる部分はあるが、A面とB面の差に衝撃を感じた。

2024/12/12

[ぷろちゃ]

視点の違いで何が起こってるのかだいぶ変わる。

2025/01/25

[うぃ]

１．５　やっぱり前巻までの話よりこっちのほうがこの漫画らしい。

2025/02/17