出版社内容情報
『源氏物語』や『枕草子』にもたびたび登場する雅楽は、平安期から続く音楽と舞です。
今でも、お正月や法会、祭りの際などに寺社で聴いたり、各団体や大学サークルの演奏会で体験することができ、とくに宮内庁の定期演奏会は予約が取りにくい人気の催しとなっています。
「全部同じ曲に聴こえてしまう」、「どこに注目すれば楽しめる?」とか「初心者におすすめの演目や鑑賞マナーがあれば教えて」という声に応えて、本書は雅楽初めてさんにもわかりやすいように、ポイントのあれこれをマンガで紹介しました。
演奏される機会の多い演目の見どころ聴きどころや、豪華で雅やかな装束の文様、そして楽器と舞について、教養として知っておきたい雅楽知識が満載です。
◆目次
《巻頭企画》旅する雅楽
第1章 わからなすぎる雅楽を楽しむための基礎知識
第2章 雅楽の楽しみ方 完全navi
第3章 図解でわかる!見どころ、聴きどころ演目ガイド
第4章 平安人の心で楽器を紐解く
第5章 古代の美意識が息づく!装束の「文様」いろいろ
第6章 個性が大渋滞!? 伝説の楽人たち
第7章 舞ってみた!演奏してみた!お稽古事としての雅楽を楽しもう
コラム:雅楽のルーツはどこにある?/舞楽の舞姿4つ/「序破急」の謎/女性が舞うのは「五節舞」のみ?/装束は1人では着られない!?/三大楽書の一つ『體源抄』の作者はかなり独特!?
special contribution 令和の新曲雅楽の作成について
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内容説明
ふと寺社から聴こえてきた音色や偶然目にした舞に心が洗われたことはありませんか?本書では、そんな雅楽の不思議な魅力を楽器編成や装束の基礎知識、作品解説などを通じてあますところなく解説します。四季折々の祭りや法会、ホール公演などでの雅楽鑑賞のお供にぴったりの1冊です。
目次
旅する雅楽
第1章 わからなすぎる雅楽を楽しむための基礎知識
第2章 雅楽の楽しみ方完全navi
第3章 図解でわかる!見どころ、聴きどころ演目ガイド
第4章 平安人の心で楽器を紐解く
第5章 古代の美意識が息づく!装束の「文様」いろいろ
第6章 個性が大渋滞!?伝説の楽人たち
第7章 舞ってみた!演奏してみた!お稽古事としての雅楽を楽しもう
著者等紹介
遠藤徹[エンドウトオル]
1966年生まれ。東京学芸大学教授。京都大学文学部卒業、東京藝術大学大学院音楽研究科博士課程単位取得満期退学。博士(音楽学)。専門は日本音楽史
辻相旬[ツジソウシュン]
水墨画家。国際墨画会正会員。学習院大学卒。主に水墨画・墨彩画で雅楽や動物を描いており、本書でマンガに初挑戦。学生時代に笙の音色で細胞が震えたことにより、雅楽を習おうと決意。「瑞穂雅楽会」の三田徳明氏に左舞、鈴木祥江氏に龍笛を師事。現在は、幼少期より親しんでいた絵を用いて、雅楽の魅力を伝えようと活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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むさみか
Go Extreme
いろいろよむよ