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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
22
なくすことで知る愛がある。理不尽な形で一緒に暮らすことになったタロが児童相談所に送られる。薫の中にタロへの強い愛情が育っていく。けれど、薫と小鳥遊には里親になるための厳しい現実が突き付けられる。二人は試されるのだ。なくすことで知ったその愛が本物かどうかを。別れを意識したことで真の愛がわかり結婚した二人だからこそ、きっと乗り越えられるだろう。それは修子、富子、香織の三人にも言えることだ。それぞれの確かな愛は、それぞれの家族の形を確かなものにしていく。2024/04/14
どあら
17
治療中に妹から借りて読了。3歳のタロくんとのお別れはそりゃあ辛かろう…😭 とみしょうちゃんが無事に産まれてきて良かったです👶2024/04/28
毎日が日曜日
11
★★★+ 子供が親に愛されていないのをもいるのは辛い。2024/04/14
海(カイ)
8
タロくん…。養子縁組って決まるまで大変な審査があるのね😶家族になる日が来るといいけど。黒岩嬢の出産…。『……もう片想いじゃないんだな………って』と泣いた黒岩嬢にキュンとした。2024/04/18
みやしん
6
法の内側の世界では人は無力であり、すべからく子供はもっと無力である。経験豊富であるが故の児相担当者の言葉は容赦なく重い。自分は大丈夫と思っていてもその自信を未来の自分でも保証はできない。せめて産まれ落ちた命に向き合っていく覚悟を維持できるように努めるまで。綺麗事の未来予測を立てるだけなら簡単なんだ。2024/04/19