内容説明
問題なのは日本語教育だけでない。彼らを取り巻く社会と受け入れ制度の在り方だ。労働環境、賃金の不払い、パワハラ、不法在留…技能労働者が生きる日本語の世界。
目次
第1章 研究の社会的背景
第2章 研究概要
第3章 先行研究
第4章 なぜ日本へ行くのか―量的調査から見えるもの
第5章 なぜ日本語を学ぶのか―質的調査から見えるもの
第6章 技能実習修了後の展開と日本語
第7章 就労場面におけることばの実践
第8章 総合考察―技能労働者受け入れと日本語教育の展望
著者等紹介
道上史絵[ミチガミフミエ]
立命館大学理工学部准教授。大阪大学大学院言語文化研究科日本語・日本文化専攻博士後期課程修了。博士(日本語・日本文化)。日本語教育機関(法務省告示校)等での日本語教育に約15年携わったのち、津山工業高等専門学校総合理工学科特命助教を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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